キツネノマゴ 1611

キツネノマゴ属 Justicia は、
キツネノマゴ科 Acanthaceae ですので、
アカンサス Acanthus mollis の花を、
知っている人は、
アカンサスと狐の孫(キツネノマゴ)は、
いずれも、キツネノマゴ科であると、言われれば、
納得します。
 
花の形が、そっくりですから。
アカンサスは、5cmぐらいで、
狐の孫は、8mmぐらい。
 
アカンサスって、
コリント式の柱頭飾りの、葉薊(はあざみ)です。
 
狐の孫の名前が、何を表現しいるのかは、
よくわかりません。
花を見れば、狐の顔のように、思いますが、
そうは見えない、と言う人も、たくさんいます。
 
形は、
じーっと見ていると、何にでも見えて来るので、
最初の第一感で、言うしかありません。
じーっと見ていると、
宇宙のすべての形は、同じであると、わかります。
 
一つの形が、たくさんの形に、見えるのは、
第一印象が、それぞれに違う、という意味です。
最初に、何に注目すべきか、という印が、
形の中に、書かれています。
岩に、文字が書かれているように、
物体には、注目点を指定する印が、付いています。
 
わたしたちは、それを読み取り、
形を知覚するのですが、
その印は、動きや臭(にお)いかも知れませんし、
他の物体との、関係の変化かも知れません。
 
田んぼの畦(あぜ)で、こんなに小さい花なのに、
よく目立ちます。
これが咲いていると、踏みつけたくありませんから、
人間が性別違和を訴えるように、
踏みつけにするな、という印かも、知れません。
 
そのくせに、性転換をして、
生殖機能を、自分から捨てるのは、矛盾しています。
 
わたしは、そういう矛盾が、大好きです。
何かの変更を、わたしに求めていますが、
変更しても、上手(うま)く行く方法を、
見つけ出せないかも知れません。
 
宣戦布告なのかしら、性転換って。
 
後ろの茶色い棒は、2本の竹です。
畦(あぜ)道に、竹を組み、
穂を垂れた稲を、鳥から守るための、
網が懸かっていました。
 
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精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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