イチョウ 1495 社会の底辺

 
銀杏(いちょう)の新葉(しんよう)です。
まだ、葉の横幅が、1cmにもなりません。
 
写真の上の端っこの、葉叢(はむら)の根元(ねもと)から、
粒々(つぶつぶ)のある房が、幾つか、出ています。
 
蕾(つぼみ)ですが、
銀杏の雄花(おばな)の、尾状花序(びじょうかじょ)です。
雌雄異株(しゆういしゅ)ですので、
この木は、雄株(おかぶ)です。
 
花粉が、雌株(めかぶ)の雌花(めばな)に着くと、
胚珠(はいしゅ)の中に、取り込まれて、
秋に、胚珠の中の花粉から、精子が作られます。
 
銀杏(いちょう)の雌花は、
雄しべも、雌しべも、花びらも、萼(がく)も、ありません。
胚珠だけなの。
まだ受精していない種(たね)のことです。
 
東京大学の、平瀬作五郎という画家が、
冬に、銀杏(ぎんなん)の実(み)を、顕微鏡で見ていると、
精子が、胚珠(はいしゅ)の中を、泳いでいました。
もちろん、雌株(めかぶ)です。
 
銀杏の胚珠は、子房に包まれずに、
剥(む)き出しになっているので、裸子植物と言われます。
 
子房って、胚珠のできる葉っぱのことです。
羊歯(しだ)の葉の裏に、胞子ができるようなものです。
 
葉っぱに、胚珠ができて、受精すると、種(たね)になります。
その胚珠を守るように、葉っぱが丸まり、胚珠を包み込むと、
その葉っぱを、子房と言います。
 
葉っぱの先っちょが、筒のように伸びると、
雌しべと言われますから、そのように進化する頃には、
葉っぱや胞子などに、2種類の生き方の、区別ができています。
 
細胞の機能が、分化するのと、似たようなものですが、
♂の葉っぱの、先っちょが伸びると、雄しべと言われます。
 
胞子にも、雌雄の別が、できていますので、
羊歯は、葉の裏の胞子が、地面に落ちて、発芽すると、
前葉体と言われる個体になり、
♂の前葉体の造精器から、♀の前葉体の造卵器まで、
精子が泳いで行きます。
 
種子植物では、胞子が発芽して、前葉体が出来て、
精子や卵子と言われる配偶子が出来る頃まで、
ずーっと、親の個体の中で、育ちます。
 
水分が、たくさんありますから、泳ぎやすいと、いうものです。
 
♂は、花粉になり、やっと、親の個体から、離れますが、
♀は、受精の後も、種(たね)ができるまで、親から離れません。
 
雌雄や親子の別だけでなく、個体の別を使うのも、
遺伝的な素質を、掻き混ぜるには、
必ずしも、合理的でないかも、知れません。
 
進化の行き掛かりから、生物の伝統を継承していますが、
雌雄や親子や個体などは、とても古臭い生き方です。
 
40億年ぐらいの、旧態依然とした古さは、
性転換に、似ているかも知れません。
 
ここらで、やり方を変えたほうが、良いのではと、
疑いますけれど、小保方という人も、そう思ったのでしょうか。
 
後(うし)ろのほうは、満開の桜です。
 
           ***          ***
 
精神の病気って、
今までは、みんなと一緒のことが出来なかったのに、
人生の途中から、出来るようになるって、
滅多(めった)にありません。
 
みんなのほうが、精神の病気かも、知れないけれど…
 
統合失調症では、病気が進行すると、言います。
みんなと一緒にできない経験が、増えれば増えるほど、
病気が降り積もるように、悪化します。
 
経験が増えても、上手(うま)く生きる能力が、高くなりません。
むしろ、下がります。
 
みんなと一緒のことが、できない素質を、
みんなに攻撃された乳幼児の頃よりも、
それ以前の、幸せな思い出の自分に、退行しようとします。
 
GID(性同一性障害)の人も、まったく同じです。
妄想や幻覚は、統合失調症よりも、軽症ですが、
抑うつは、重症かも知れず、自傷は、重症です。
 
文化のほうが変われば、治るのですが、
統合失調症の抗精神病薬だけでなく、
美容手術や性転換医療などは、
絶対に変わらないと、言わんとするかのように、
必死で、縋(すが)り付いているお医者さんの、
心の姿かも知れません。
 
精神の病気の人が、学校で1番の成績になり、
藁(わら)をも掴(つか)む思いで、権力にしがみつき、
晴れて、お医者さんになった人たちの、
心の病気が、よく現れています。
 
優生医療って、やっぱり、根性が卑しいのですけれど、
精神の病気の、共食いの症状の現れですから、
社会のほうが、なんとかしなければ、いけません。
 
社会の底辺の成り行きに、任せて置くと、
尼崎事件のようになります。
 
精神の病気の人と、それを差別虐待する人との、関係って、
昔の部落差別の時代から、似たようなものですけれど、
美容外科や精神科のお医者さんが、性転換医療を行なうのも、
精神の病気の人たちの、共食いの症状なの。
 
自分の病気を治してから、お医者さんになれば良いのですけれど、
社会のほうが変わらなければ、治りません。
 
お医者さんになり、優生医療を行ない、
精神の病気の人たちを、間引くことにより、
自分の精神の病気を、治そうとします。
 
尼崎事件を知ると、世も末のような、気持ちになりませんか。
精神の病気の人たちの心って、あれなの。
性転換医療に、よく現れていますが、
美容外科や、統合失調症の治療も、似たようなものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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