銀杏(いちょう)の新葉(しんよう)です。
まだ、葉の横幅が、1cmにもなりません。
写真の上の端っこの、葉叢(はむら)の根元(ねもと)から、
粒々(つぶつぶ)のある房が、幾つか、出ています。
蕾(つぼみ)ですが、
銀杏の雄花(おばな)の、尾状花序(びじょうかじょ)です。
雌雄異株(しゆういしゅ)ですので、
この木は、雄株(おかぶ)です。
花粉が、雌株(めかぶ)の雌花(めばな)に着くと、
胚珠(はいしゅ)の中に、取り込まれて、
秋に、胚珠の中の花粉から、精子が作られます。
銀杏(いちょう)の雌花は、
雄しべも、雌しべも、花びらも、萼(がく)も、ありません。
胚珠だけなの。
まだ受精していない種(たね)のことです。
東京大学の、平瀬作五郎という画家が、
冬に、銀杏(ぎんなん)の実(み)を、顕微鏡で見ていると、
精子が、胚珠(はいしゅ)の中を、泳いでいました。
もちろん、雌株(めかぶ)です。
銀杏の胚珠は、子房に包まれずに、
剥(む)き出しになっているので、裸子植物と言われます。
子房って、胚珠のできる葉っぱのことです。
羊歯(しだ)の葉の裏に、胞子ができるようなものです。
葉っぱに、胚珠ができて、受精すると、種(たね)になります。
その胚珠を守るように、葉っぱが丸まり、胚珠を包み込むと、
その葉っぱを、子房と言います。
葉っぱの先っちょが、筒のように伸びると、
雌しべと言われますから、そのように進化する頃には、
葉っぱや胞子などに、2種類の生き方の、区別ができています。
細胞の機能が、分化するのと、似たようなものですが、
♂の葉っぱの、先っちょが伸びると、雄しべと言われます。
胞子にも、雌雄の別が、できていますので、
羊歯は、葉の裏の胞子が、地面に落ちて、発芽すると、
前葉体と言われる個体になり、
♂の前葉体の造精器から、♀の前葉体の造卵器まで、
精子が泳いで行きます。
種子植物では、胞子が発芽して、前葉体が出来て、
精子や卵子と言われる配偶子が出来る頃まで、
ずーっと、親の個体の中で、育ちます。
水分が、たくさんありますから、泳ぎやすいと、いうものです。
♂は、花粉になり、やっと、親の個体から、離れますが、
♀は、受精の後も、種(たね)ができるまで、親から離れません。
雌雄や親子の別だけでなく、個体の別を使うのも、
遺伝的な素質を、掻き混ぜるには、
必ずしも、合理的でないかも、知れません。
進化の行き掛かりから、生物の伝統を継承していますが、
雌雄や親子や個体などは、とても古臭い生き方です。
40億年ぐらいの、旧態依然とした古さは、
性転換に、似ているかも知れません。
ここらで、やり方を変えたほうが、良いのではと、
疑いますけれど、小保方という人も、そう思ったのでしょうか。
後(うし)ろのほうは、満開の桜です。
*** ***
精神の病気って、
今までは、みんなと一緒のことが出来なかったのに、
人生の途中から、出来るようになるって、
滅多(めった)にありません。
みんなのほうが、精神の病気かも、知れないけれど…
統合失調症では、病気が進行すると、言います。
みんなと一緒にできない経験が、増えれば増えるほど、
病気が降り積もるように、悪化します。
経験が増えても、上手(うま)く生きる能力が、高くなりません。
むしろ、下がります。
みんなと一緒のことが、できない素質を、
みんなに攻撃された乳幼児の頃よりも、
それ以前の、幸せな思い出の自分に、退行しようとします。
GID(性同一性障害)の人も、まったく同じです。
妄想や幻覚は、統合失調症よりも、軽症ですが、
抑うつは、重症かも知れず、自傷は、重症です。
文化のほうが変われば、治るのですが、
統合失調症の抗精神病薬だけでなく、
美容手術や性転換医療などは、
絶対に変わらないと、言わんとするかのように、
必死で、縋(すが)り付いているお医者さんの、
心の姿かも知れません。
精神の病気の人が、学校で1番の成績になり、
藁(わら)をも掴(つか)む思いで、権力にしがみつき、
晴れて、お医者さんになった人たちの、
心の病気が、よく現れています。
優生医療って、やっぱり、根性が卑しいのですけれど、
精神の病気の、共食いの症状の現れですから、
社会のほうが、なんとかしなければ、いけません。
社会の底辺の成り行きに、任せて置くと、
尼崎事件のようになります。
精神の病気の人と、それを差別虐待する人との、関係って、
昔の部落差別の時代から、似たようなものですけれど、
美容外科や精神科のお医者さんが、性転換医療を行なうのも、
精神の病気の人たちの、共食いの症状なの。
自分の病気を治してから、お医者さんになれば良いのですけれど、
社会のほうが変わらなければ、治りません。
お医者さんになり、優生医療を行ない、
精神の病気の人たちを、間引くことにより、
自分の精神の病気を、治そうとします。
尼崎事件を知ると、世も末のような、気持ちになりませんか。
精神の病気の人たちの心って、あれなの。
性転換医療に、よく現れていますが、
美容外科や、統合失調症の治療も、似たようなものです。
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