錦渓鎮(きんけいちん) 1351 

江蘇省崑山市の錦渓鎮という田舎町の、水郷の風景です。
詳しい歴史を知りませんから、旅行ガイドを見て下さい。
 
毎度お馴染みの写真ですけれど、
手前に、船着場があるので、だれでも、ここから写します。
 
鎮は、小さな町のことです。
錦渓と言っても、谷でなく、平べったい低湿地で、
紅葉(もみじ)には、まだ早い。
 
上海は、長江の河口の、南の岸辺ですが、
50kmぐらい西に、太湖(たいこ・タイフー)という湖があり、
湖畔に、蘇州(そしゅう・スーチョウ)の町があります。
 
湖の大きさも、直径50kmぐらいですけれど、
上海と太湖の間に、池みたいに小さな湖が、一杯あります。
互いに水路で結ばれて、水郷地帯になっています。
 
南船北馬って、よくわかります。
 
江蘇省は、全域が、
長江や淮河(わいが)の、氾濫原のようなものですけれど、
本流の水位が下がっても、氾濫原の水が引かずに、
無数の池や湖が、残ります。
 
水路を作り、水を捌(さば)かなければ、耕作できませんから、
農業と水運は、切っても切れませんでした。
 
掘った土を盛り、堤防と集落を作りますから、干拓の一種です。
 
夏は、水が恋しくなりますが、
光が水面に反射して、観光客は暑い。
 
冬は、
蕩子(とうし・ダンツ)と言われる池を、北風が渡りますから、
寒くて、行きたくない。
 
ちょうど良い季節に、寄ってみましたが、だれもいませんでした。
 
観光客は、半袖の季節に、集中するそうですけれど、
紅葉はまだですから、今頃はあほだけです。
 
古い建物は、全部、観光用に保存されたものです。
日本と同じように、飲食店やお土産屋さんですが、
新築の昔風の建物でありませんから、地震があれば、崩れます。
上海は、滅多(めった)に、起こりません。
 
わたしは、
都市ガスや家電製品や下水道のない時代に、育ちましたから、
貧乏な子供の頃を、思い出します。
 
中国の建物は、凝りに凝っています。
 
わたしは、装飾がなく、実用的で安全で、
丈夫で作りやすく壊しやすく、掃除や補修や増改築がしやすく、
値段の安い建物が、好きです。
 
GID(性同一性障害)のような、エステティックな建物は、
精神の病気に罹りやすいので、建てません。
 
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精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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