例年、関東から関西にかけての、太平洋側では、
9月下旬に、金木犀(きんもくせい)が咲き始めて、
10月上旬に、満開になります。
関東が早く、関西は遅い。
今年の横須賀は、今が満開です。
関西は、まだ咲き始め。
例年に比べて、2週間遅れでしょう。
夏は、エアコンの熱風から、暑さを知り、
冬は、車の排気ガスを浴びて、暖かさを知りますので、
地球温暖化は、エアコンと自動車のせいでないかと、疑います。
それでしたら、温暖化は止まりません。
わたしは、金木犀の匂いを嗅ぐと、
GID(性同一性障害)の人の、幻嗅を思い出します。
町じゅうに、襁褓(おむつ)を洗うウンコの臭いが、満ちている、
と言い、
統合失調症を発症したGIDの人が、いました。
50年ぐらい前の、ちょうど今頃の、金木犀の香る季節でした。
まだ、紙オムツは、普及していませんでした。
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精神の病気の分類を見て、それぞれの病気を、心の中に飛ばすと、
GID(性同一性障害)という病名の飛行機が、
心の空に、よく似合うと、わかります。
セルバンテスの、ドン・キホーテのようなものかしら。
空を飛ぶと、サン・テグジュペリの、星の王子さまって、感じ。
墜落して、死にました。
精神の病気は、鳥や蝙蝠(こうもり)や飛行機のように、
心を、しつこく飛び回りますから、
健常な人には、ハエ叩きで殺したいぐらいに、
五月蝿(うるさ)い動物です。
殺されそうに、危険な気持ちが、苦しいと表現されますが、
GID(性同一性障害)を見れば、わかるように、
極楽蜻蛉(ごくらくとんぼ)です。
昔から、気違いって、怠け者と、よく似ていました。
あほって、賢(か)しこと、よく似ているでしょう?
精神障害者と、お医者さんって、そっくりなの。
お医者さんになる人は、
毎日毎日、自分一人で勉強するのが、好きでした。
こつこつと、死ぬまで続けようとしますけれど、
GID(性同一性障害)にも、死ぬまで飛び続けたい人が、います。
お医者さんは、免許を取り、留学から帰ると、厭き厭きしますから、
熱病に魘(うな)されるのは、ほんの10年と少しです。
GIDも、似たような道を、辿ります。
半数の人は、だんだんと、自由に飛びたくなくなり、
たくさんの人の、犇(ひしめ)く道を、
規則正しく歩きたくなります。
そうすると、ひとりでに、治りますけれど、
残りの人は、統合失調症の道を、進むかも知れません。
どこまで進むかは、
体の病気のせいで、急に死ぬ人が多く、予測が困難ですが、
GIDの症状のままで、何十年も飛び続けられる人は、いません。
朱熹(しゅき)は、
少年老い易く、学成り難し
一寸の光陰、軽んずべからず
未だ覚めず、池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢
階前の梧葉(ごよう)、已(すで)に秋声
と詠んだそうです。
最近は、朱熹の作でなく、
京や鎌倉の、五山の僧侶の戯作(げさく)と、
言われています。
少年は、男色の相手の、稚児(ちご)の意味ですから、
同性愛に耽っていると、すぐに年老いて、
夢のように、月日が無駄に過ぎる、
という戒めやお笑いです。
人間は、男女の営みを、勤勉に行ない、
生殖をしなければいけない、
という僧侶の、自虐や自嘲です。
無理やりに、お寺に放り込まれるのは、
由緒正しい障害者や貧乏人の類でした。
どこの馬の骨か、わからない者は、
お寺に、引き取ってもらえませんでした。
GIDの半数の人は、
発症後、10年を経過すると、徐々に治りますが、
残りの人は、狭い意味での、いわゆる精神病に、
限りなく近づきます。
みんなと一緒のことをしないのは、
言語や生殖を、習得しないのと、同じです。
自分一人の発明の、個性的な言語は、ありません。
相手のあることですから、コミュニケーションにより、
物事(ものごと)の意味や価値が、変わります。
社会に適応できずに、身体障害を望むように、
GIDの人たちは、性別が違うと言い、体を壊します。
体の病気と、心の病気は、同じなの。
わたしたちの認識は、
体と心の、いずれかを、原因や結果に配当しますが、
いっぺんに知る能力がないので、分割しているだけです。
原因や結果を、再構成して、復元すると、
GID(性同一性障害)という精神の病気が、
起承転結のある体の病気と、わかります。
性転換を、先進的な文化と、確信して、
GID(性同一性障害)の人たちの、精神の病気が、
治ったり、緩和されたりするのでしたら、お目出度いことです。
体を壊しますから、そう上手(うま)くは行きませんが、
精神の病気が、悪化しなければ、
体の投資に見合うだけの、精神の利益があったと、
言えるかも知れません。
わたしは、体の病気の時に、投資に凝りたいと思いませんが、
GIDの人たちは、
全身に刺青(いれずみ)を入れるように、体を投げ出します。
1960年代に、
性転換をしたMtF(male to female 男→女)の日本人の、
ほとんどが、男娼を経験しました。
性転換をすると、一般の人と、結婚できません。
GIDや、そのパートナーになる種類の同性愛者としか、
一緒に暮らせません。
仲間内の社会に、身を寄せますが、生殖ができませんから、
性転換者の役割は、死ぬまで、性交渉のお相手でしかありません。
そんなことはなく、
人間的な心の交流や、社会的な役務の分担などがある、と思うなら、
性転換をしないのが、一番です。
さもなければ、
性転換後に、精神の病気を治して、GIDの人たちから離れるに、
如(し)くはありません。
治すのでなく、病気と仲良くやって行くのが良いと、
思わないほうが、よろしい。
癌と仲良くやって行くのは、難しく、
やくざと仲良くやって行くのを、期待してはいけません。
GID(性同一性障害)は、治ろうとして下さい。
お酒は禁酒すべきであり、コレラは治すべし、とね。
自分自身のGIDと、仲良くしては、いけません。
GID(性同一性障害)の原因は、性別のことでなく、
生まれつきに、みんなと一緒にやって行けない体の、
変更不能な事情が、邪魔になっているのでなければ、
乳幼児期の、変に育てられた記憶を、
変更できないからです。
いずれも、しんどくなると、
熱病のように魘(うな)されます。
性別のことでありませんので、
性転換は、病気を悪化させます。
性転換を望むことが、精神の病気の症状であると、
健常なお医者さんは、
はっきりと、言わなければいけません。
そんなもん、眠れないのや、知能が下がるのは、
精神の病気って、本人や周囲の人に、わかります。
それと同じように、性転換をしたいと、言い出すのも、
精神の病気の症状ですけれど、
いくつかの、一般的な精神症状が、組み合わさると、
性転換をしたい、というような具体的な症状を、
構成するようになります。
GID(性同一性障害)は、
手持ちのいくつかの一般的な精神症状というカードから、
特定の具体的な組み合わせを作る病気です。
手持ちの、精神症状というカードを作った病気のほうを、
GIDの基礎疾患と言い、
人それぞれに異なり、GIDと別の病気です。
GIDは、健常な人が、いきなり罹る病気でなく、
健常な人が、
GIDの基礎疾患と言われる精神の病気に罹り、
たくさんの種類の、精神症状を作ってから、
それらの症状を組み合わせて、
性転換をしたいと、強く望み、
実行しようとする精神症状を作りますので、
GIDを発症した、と言われます。
GIDの基礎疾患のほうは、
発達障害や認知障害と言われる病気が、
進行して行く道すがらのことです。
その道の、途中から行く末のほうを、
統合失調症と言います。
基本的には、みんなと一緒のことをしないので、
あほと言われる知能の病気です。
孤立して、抑鬱された気持ちと、
高揚して、とんでもないことをしでかす気持ちとの間で、
動揺します。
だんだんと、妄想や幻覚が現れ、
論理的に支離滅裂になります。
アルツハイマーや、脳血管障害や、糖尿病などのように、
器質的な病変が、はっきりとしていれば、
わかりやすいのですが、
記憶やコミュニケーションなどの内容によるものは、
器質に、病変として現れませんので、
精神の病気と言われます。
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