コウゾ 1209 公序良俗

桑の木や、梶(かじ)の木は、10mを超える高木になりますが、
楮(こうぞ)や、姫楮(ひめこうぞ)は、人間の背丈ほどです。
 
畑の桑の木は、蚕(かいこ)のために、葉を収穫しましたので、
低く刈り込んでいました。
 
いずれもクワ科ですので、似たような花と実です。
甘酸っぱくて、食べられます。
 
楮(こうぞ)は、和紙の原料ですが、
栽植されていなければ、なかなか見掛けません。
 
        ***          ***
 
性転換をしたくなるのは、
体と心の性別が、不一致のせいでなく、
体と心の性別が不一致であると、思い込む症状を、
一般的な精神の病気のせいで、本人が出すだけです。
 
いくら思い込んでも、自分一人だけでは、
実際に性転換まで、行ってしまうことはありません。
性転換って、SRS(性転換手術)を必要としますから、
自分一人では、できません。
 
性転換と言われているものは、
生殖機能を壊して、性器の美容整形をするだけですから、
望みの性別の生殖機能を作りません。
 
性別は変わりませんけれど、精神障害者の福祉のために、
事務的に、戸籍の性別の変更ができるように、
配慮されているだけです。
 
医療の側が、性転換医療を行なわなければ、
患者さんが、器械的に、自分の生殖機能を壊すことは、
ほとんどありません。
 
ただし、日本の医師が性転換医療を行なわなくても、
外国へ行き、SRS(性転換手術)を受ける人が出て来ますので、
GID(性同一性障害)の患者さんが、
完全に性転換医療を受けられないようにすることは、出来ません。
 
欧米の同性愛差別や、
開発途上国の外貨獲得政策の事情などからして、
外国が、性転換医療を廃止することは、ほとんど期待できません。
 
手術を受けなくても、
インターネットで販売されている外国の性ホルモン薬を
服用することにより、
国内に居ながら、自分で、化学的に生殖機能を壊すことができます。
 
インターネットによる性ホルモン薬の入手を禁止することは、
基本的には、できません。
自分で、自分の体を、どのように治療しようが、
本人の自由だからです。
法的に禁止することは、できません。
 
結局、日本が、性転換医療を廃止しても、
日本の患者さんの、幾ばくかは、性転換を行ないます。
また、たくさんの患者さんが、性ホルモン薬により、
生殖機能を壊します。
 
日本国内で、闇の性転換医療を行なうお医者さんも、
たくさん出て来ます。
かつて、そうでしたから、昔のことを繰り返すだけになります。
 
ただし、SRS(性転換手術)を受ける人は、
現在よりも、うんと少なくなります。
その代わりに、性ホルモン薬を、インターネットで買う人は、
うんと増えます。
 
それならば、日本のお者さんが、性転換医療をやめても、
無駄と言えます。
インターネットで売られている性ホルモン薬には、
偽物(にせもの)も、たくさんありますので、たいへん危険です。
 
でも、性腺の破壊や、性器の美容手術を、
戸籍の性別変更の要件から外しますと、
GIDの人たちは、体を壊さなくても済むだけでなく、
気持ちが変われば、いつでも元に戻れます。
 
患者さんたちの健康のために、とても良いのですが、
社会の秩序を乱すと、心配する人もいます。
 
ほんとうかしら。
 
たぶん、お風呂屋さんの混乱は、起こりません。
ちんちんのある人が、女風呂に入ったり、
ない人が男風呂に入ったりって、ほとんど起こらないと思います。
 
たまには起こりますが、別にどうってこともありません。
赤ちゃんが生まれれば、ちんちんのある子も、ない子もいるのと、
同じです。
 
そういうのを、混乱と思うのかしら。
発情をしたら、どうするのかと、言う人もいます。
 
だいたい、露出症の男性のほとんどは、萎んでいます。
ピーンと立って、元気の良い男性は、めったにいません。
 
ズボンの中で立っていても、人の勝手でしょう?
法律に違反するわけでなし…
同様に、自分は女であると思っている人が、
女風呂で立ったとしても、人の勝手のような気がします。
 
本人は、自分の心は男でないかと、疑うのでないかしら。
もしも、他の女性に襲いかかったりすれば、
診断したお医者さんの誤診が、問われるだけです。
 
それでも構わないと、わたしは思います。
誤診がないように心がければ、事故を防げますから、
社会秩序が紊乱されることは、ないように思います。
 
自分の心は女であると思い、
男性から女性に、戸籍の性別を変更した人が、
女風呂に入って、ちんちんが立っても、何事も起こりません。
 
たびたび立つようですと、本人が思い直しますので、
とても良いことです。
 
たいていは、戸籍が女性になっても、
ちんちんのある人は、女風呂に入らないと思いますが、
やがて、そのような仕来(しきた)りに、文化が馴染むと、
女風呂に入る人が、増えるかも知れません。
 
そのように、公序良俗が変わって行けば良いと、思います。
そのような社会で、構いません。
 
 
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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