スギ 1023 統合失調症の妄想

雄花(おばな)。
杉(すぎ)って、日本特産(にほんとくさん)です。
 
北山杉(きたやますぎ)という名札(なふだ)があったので、
写(うつ)しましたけれど、
どう見(み)ても、
 
 
統合失調症の、妄想や幻覚や支離滅裂って、
健常な人でも、起こります。
 
自分で、妄想や幻覚の、出し入れが出来なくなり、
人に指摘されても、引っ込められずに、
常時、出っ放しになると、統合失調症と言われるかも知れません。
 
頭の中が、妄想ばかりになると、
自動的に支離滅裂になりますけれど、
生活の一部分だけが、妄想に動かされていても、
不可欠ですと、人生全体が支離滅裂にならざるを得なくなります。
 
だれでも、自分一人で、過去や未来を考える時は、
必ず、色々な場面や場合を、思い出したり、想定したりして、
頭の中で、シミュレーションをしますから、
たくさんの、実在や架空の、登場人物が出て来るのは、
当たり前です。
 
二つのことを、これこれならば、こうである、というふうに、
原因と結果の関係として、時間的に一つに纏(まと)めたり、
これこれの物体に見える、というふうに、空間的に一つに纏めたり、
概念のように、論理的に一つに纏めたりする機能が、
統合失調症の人って、変(へん)になりますので、
一つに纏めて、整理して、分類することが、困難になります。
 
脳の中を、整理整頓するのが、しんどくなり、
部屋の中の、後片付(あとかたづ)けが出来なくなったり、
実行の手順を、
計画的に思い浮かべることが、出来なくなったりします。
 
これって、脳の中の神経の繋がり方や、化学物質のくっつき方が、
健常な人と異なり、
生まれつきに変(へん)に出来ていて、変更できないこともあれば、
健常に生まれたにもかかわらず、
途中から、変(へん)になって行くこともあります。
 
幼児の頃は、健常であったのに、生まれつきの素質のせいで、
生きれば生きるほど、雪が降り積もるように、変(へん)になれば、
途中から、異常が目立って来て、統合失調症と診断されます。
 
健常な人でも、
生まれつきの神経の繋がり方や、化学物質のくっつき方の、
大まかな部分は、変更不能ですけれど、
文化を習得して、記憶が増えて行くように、
脳味噌の中の神経の繋がり方の、細かな部分は、変更可能です。
 
小枝が細かく枝分かれして行くように、
神経が手を延ばして、表面を立体的に広くした所が、
大脳の大部分の、深い皺々(しわしわ)なのですが…
 
化学物質の量と、化学物質の受容体の形や能力などは、
調節をすることができますので、
脳の中の化学物質のくっつき方も、
免疫機能のように、部分的に変更することが可能です。
 
神経にしても、化学物質にしても、
老化すると、変更が困難になり、
人間の体が死んでしまうのは、仕方ありません。
 
統合失調症の患者さんには、
変更不能になって行くのが、老化よりも、うんと早いのに、
老化のような脳の仕組みが発見されませんので、
寝たきりの老人のように、長生きをする人も、たくさんいます。
 
悪さを自制できずに、大量の抗精神病薬を飲み続けていますから、
寝たきりに近い生活になるのは、当たり前ですけれど、
ほとんど、寿命が短くなりませんから、幸せです。
 
GID(性同一性障害)の人は、
体を壊して、確実に寿命が短くなりますから、
心配しないでください。
 
統合失調症の人は、妄想を引っ込めることができませんので、
妄想を、正直に実行してしまうと、大変です。
抗精神病薬を飲んで貰(もら)わないと、仕方ありませんけれど、
お薬を飲めば、自動的に、思考力や実行力が低下しますので、
自分の考えや行動を、制御することが、一層、困難になります。
 
統合失調症や鬱病などのお薬って、
飲まなければ、やって行けないように、
わざと癖(くせ)をつけますから、大変です。
お薬の依存症にならないと、お薬が効かないの。
 
統合失調症の人は、頭の中で想像したことと、
事実を見て、実際に間違いないと、確信することとの、
区別がつかなくなりますから、
実際には、そう簡単に、妄想を引っ込められません。
 
こんなことを言うと、怒られますけれど、
精神科の看護師さんのほとんども、
区別がついていないような気がします。
 
原子力発電所の事故のせいで、宇宙人がどうのこうのと、
言う人って、区別がついていないかも知れませんけれど、
生活に支障を来さなければ、性格的な長所と言えるかも知れません。
 
みんなの事実って、そもそも、妄想や幻覚の一種なの。
 
妄想や幻覚や支離滅裂などを、精神の病気の基準とするのは、
引っ込めたほうが良いかも知れませんけれど、
そうなると、統合失調症という概念が、
丸潰(まるつぶ)れになりますから、厄介です。
 
ロボトミーが、ノーベル賞を受賞したのに、糾弾されて、
抗精神病薬が、精神科の薬物療法を切り開いたのに、
また糾弾されると、精神科医は、石を投げられます。
 
たしかに、無理やりに精神科の入院病棟に押し込んで、
抗精神病薬を飲ませて、大人しくさせるより、仕方のない人が、
世の中の1%ぐらいは、いるのですけれど、 
ゲーテのファウストが、悪魔と問答をするように、
架空の何者かと問答をしながら、
その存在を、信じて疑わない人って、
世の中の15%ぐらいは、いそうです。
 
看護師さんのように、妄想の議論を始めると、支離滅裂になる人も、
それと同じぐらいの割合と思います。
わたしは、好き嫌いの議論をすると、支離滅裂になります。
 
論理や因果関係や物体などって、
無関係なものを、無理やりに、くっつける方法ですので、
妄想や幻覚や支離滅裂って、ようするに、
みんなと一緒の神経の繋がり方や、化学物質のくっつき方や、
流行の文化的な価値観などと、違っているだけです。
 
人間って、殺し合いや助け合いにより、
品種改良をされて、生まれて来ますから、
大部分の人の、生まれつきの変更不能な素質って、
みんなと一緒の、
神経や化学物質などによる論理や時間や空間などです。
 
みんなの文化を変更すれば、品種改良の方針も変わりますけれど、
日本国憲法のように、そう簡単には、変更できません。
ぶち壊したほうが、早いかもね。
 
目や耳のように、波動を感知する能力も、
特定の記号の組み合わせを知る、という文化的なものが、
大きいのかも知れません。
勝手聾(かってつんぼ)と言われる人が、たくさんいますけれど、
聞こえる中身と、御本人の文化的な素養とは、
密接に関連しています。
 
聴覚だけでなく、視覚も同様と思いますけれど、
人間は、目が良いので、目で見た事実は、
健常な人でも、精神の病気と言えるくらいに、頑固です。
鼻はあほですから、暗示をかけると、すぐに引っかかります。
 
 
 
 
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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