雄花(おばな)。
杉(すぎ)って、日本特産(にほんとくさん)です。
北山杉(きたやますぎ)という名札(なふだ)があったので、
写(うつ)しましたけれど、
どう見(み)ても、
統合失調症の、妄想や幻覚や支離滅裂って、
健常な人でも、起こります。
自分で、妄想や幻覚の、出し入れが出来なくなり、
人に指摘されても、引っ込められずに、
常時、出っ放しになると、統合失調症と言われるかも知れません。
頭の中が、妄想ばかりになると、
自動的に支離滅裂になりますけれど、
生活の一部分だけが、妄想に動かされていても、
不可欠ですと、人生全体が支離滅裂にならざるを得なくなります。
だれでも、自分一人で、過去や未来を考える時は、
必ず、色々な場面や場合を、思い出したり、想定したりして、
頭の中で、シミュレーションをしますから、
たくさんの、実在や架空の、登場人物が出て来るのは、
当たり前です。
二つのことを、これこれならば、こうである、というふうに、
原因と結果の関係として、時間的に一つに纏(まと)めたり、
これこれの物体に見える、というふうに、空間的に一つに纏めたり、
概念のように、論理的に一つに纏めたりする機能が、
統合失調症の人って、変(へん)になりますので、
一つに纏めて、整理して、分類することが、困難になります。
脳の中を、整理整頓するのが、しんどくなり、
部屋の中の、後片付(あとかたづ)けが出来なくなったり、
実行の手順を、
計画的に思い浮かべることが、出来なくなったりします。
これって、脳の中の神経の繋がり方や、化学物質のくっつき方が、
健常な人と異なり、
生まれつきに変(へん)に出来ていて、変更できないこともあれば、
健常に生まれたにもかかわらず、
途中から、変(へん)になって行くこともあります。
幼児の頃は、健常であったのに、生まれつきの素質のせいで、
生きれば生きるほど、雪が降り積もるように、変(へん)になれば、
途中から、異常が目立って来て、統合失調症と診断されます。
健常な人でも、
生まれつきの神経の繋がり方や、化学物質のくっつき方の、
大まかな部分は、変更不能ですけれど、
文化を習得して、記憶が増えて行くように、
脳味噌の中の神経の繋がり方の、細かな部分は、変更可能です。
小枝が細かく枝分かれして行くように、
神経が手を延ばして、表面を立体的に広くした所が、
大脳の大部分の、深い皺々(しわしわ)なのですが…
化学物質の量と、化学物質の受容体の形や能力などは、
調節をすることができますので、
脳の中の化学物質のくっつき方も、
免疫機能のように、部分的に変更することが可能です。
神経にしても、化学物質にしても、
老化すると、変更が困難になり、
人間の体が死んでしまうのは、仕方ありません。
統合失調症の患者さんには、
変更不能になって行くのが、老化よりも、うんと早いのに、
老化のような脳の仕組みが発見されませんので、
寝たきりの老人のように、長生きをする人も、たくさんいます。
悪さを自制できずに、大量の抗精神病薬を飲み続けていますから、
寝たきりに近い生活になるのは、当たり前ですけれど、
ほとんど、寿命が短くなりませんから、幸せです。
GID(性同一性障害)の人は、
体を壊して、確実に寿命が短くなりますから、
心配しないでください。
統合失調症の人は、妄想を引っ込めることができませんので、
妄想を、正直に実行してしまうと、大変です。
抗精神病薬を飲んで貰(もら)わないと、仕方ありませんけれど、
お薬を飲めば、自動的に、思考力や実行力が低下しますので、
自分の考えや行動を、制御することが、一層、困難になります。
統合失調症や鬱病などのお薬って、
飲まなければ、やって行けないように、
わざと癖(くせ)をつけますから、大変です。
お薬の依存症にならないと、お薬が効かないの。
統合失調症の人は、頭の中で想像したことと、
事実を見て、実際に間違いないと、確信することとの、
区別がつかなくなりますから、
実際には、そう簡単に、妄想を引っ込められません。
こんなことを言うと、怒られますけれど、
精神科の看護師さんのほとんども、
区別がついていないような気がします。
原子力発電所の事故のせいで、宇宙人がどうのこうのと、
言う人って、区別がついていないかも知れませんけれど、
生活に支障を来さなければ、性格的な長所と言えるかも知れません。
みんなの事実って、そもそも、妄想や幻覚の一種なの。
妄想や幻覚や支離滅裂などを、精神の病気の基準とするのは、
引っ込めたほうが良いかも知れませんけれど、
そうなると、統合失調症という概念が、
丸潰(まるつぶ)れになりますから、厄介です。
ロボトミーが、ノーベル賞を受賞したのに、糾弾されて、
抗精神病薬が、精神科の薬物療法を切り開いたのに、
また糾弾されると、精神科医は、石を投げられます。
たしかに、無理やりに精神科の入院病棟に押し込んで、
抗精神病薬を飲ませて、大人しくさせるより、仕方のない人が、
世の中の1%ぐらいは、いるのですけれど、
ゲーテのファウストが、悪魔と問答をするように、
架空の何者かと問答をしながら、
その存在を、信じて疑わない人って、
世の中の15%ぐらいは、いそうです。
看護師さんのように、妄想の議論を始めると、支離滅裂になる人も、
それと同じぐらいの割合と思います。
わたしは、好き嫌いの議論をすると、支離滅裂になります。
論理や因果関係や物体などって、
無関係なものを、無理やりに、くっつける方法ですので、
妄想や幻覚や支離滅裂って、ようするに、
みんなと一緒の神経の繋がり方や、化学物質のくっつき方や、
流行の文化的な価値観などと、違っているだけです。
人間って、殺し合いや助け合いにより、
品種改良をされて、生まれて来ますから、
大部分の人の、生まれつきの変更不能な素質って、
みんなと一緒の、
神経や化学物質などによる論理や時間や空間などです。
みんなの文化を変更すれば、品種改良の方針も変わりますけれど、
日本国憲法のように、そう簡単には、変更できません。
ぶち壊したほうが、早いかもね。
目や耳のように、波動を感知する能力も、
特定の記号の組み合わせを知る、という文化的なものが、
大きいのかも知れません。
勝手聾(かってつんぼ)と言われる人が、たくさんいますけれど、
聞こえる中身と、御本人の文化的な素養とは、
密接に関連しています。
聴覚だけでなく、視覚も同様と思いますけれど、
人間は、目が良いので、目で見た事実は、
健常な人でも、精神の病気と言えるくらいに、頑固です。
鼻はあほですから、暗示をかけると、すぐに引っかかります。
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