サルビアレウカンサ Salvia leucantha です。
leucantha レウカンサって、
白い花の意味(いみ)の、ギリシャ語ですから、
アメジストセージのほうが、良いのかしら。
アメジストは、紫水晶(むらさきすいしょう)。
花は、白いのですけれど…
Salvia サルビアは、
治療(ちりょう)や健康(けんこう)の意味(いみ)の、
ラテン語です。
メキシカンブッシュセージ Mexican bush sage とも、
言うそうなの。
日本では、
砂漠(さばく)の原産(げんさん)と言われていますけれど、
熱帯(ねったい)や亜熱帯(あねったい)の、
針葉樹林(しんようじゅりん)
Tropical and subtropical coniferous forests に
咲(さ)いているそうです。
だいたいは、メキシコの西シエラマドレ山脈の、
植生(しょくせい)です。
写真(しゃしん)を検索(けんさく)すると、
メキシコの針葉樹林(しんようじゅりん)って、
下草(したくさ)が、ほとんどありませんので、
日本の海岸付近(かいがんふきん)の、
明るく乾燥(かんそう)した松林(まつばやし)に似ています。
太平洋側の山脈ですけれど、
カリフォルニア半島や、カリフォルニア湾沿岸には、ありません。
先日、メキシコに立ち寄(よ)った時に、見かけなかったはずです。
毛の生え方からして、霧(きり)の出る所と思いますが、
アリゾナの砂漠でも、フランネルのように毛深い植物が多く、
ヨーロッパのエーデルワイスや、
日本の深山薄雪草(みやまうすゆきそう)なども、
高山の乾燥地(かんそうち)の、
霧(きり)の雫(しずく)を利用するために、
似(に)たような毛(け)が、
花の表面(ひょうめん)に、密生(みっせい)しています。
わたしは、アメジストセージって、
花壇(かだん)でしか、見たことがありません。
今が、盛(さか)りです。
サルビアとセージは、語源(ごげん)が同じですので、
どちらも、シソ科 Lamiaceae の中の、
アキギリ属 Salvia を指(さ)しています。
アキギリ属(サルビア属)には、
たくさんの種(しゅ)や、
園芸品種(えんげいひんしゅ)がありますけれど、
日本の園芸方面(えんげいほうめん)では、
慣用的(かんようてき)に、サルビアと言えば、
ブラジル原産(げんさん)の、
Salvia splendens という種(しゅ)と、
その園芸品種(えんげいひんしゅ)を指(さ)しています。
セージと言えば、地中海沿岸(ちちゅうかいえんがん)の、
ヨーロッパが原産(げんさん)の、
Salvia officinalis のことで、
薬用(やくよう)サルビアとも、言われます。
アメジストセージは、メキシコ原産(げんさん)の、
Salvia leucantha のことです。
どうせ、花壇(かだん)の花って、
雑種(ざっしゅ)の園芸品種(えんげいひんしゅ)ばかりですので、
学名(がくめい)よりも、
卸売市場(おろしうりいちば)の、
取引用(とりひきよう)の名前(なまえ)のほうが、
便利(べんり)かも知れません。
千葉大学園芸学科出身(ちばだいがくえんげいがっかしゅっしん)の
オッサンの趣味(しゅみ)かもね、
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