7月に咲く花ですので、もう、散り果て寸前でしたけれど、
なんとか、花の咲いているうちに、巡り会えました。
槐(えんじゅ)も、同じ時期に咲いていまして、
枝垂槐(しだれえんじゅ)は、その品種なのか、別種なのか、
よく知りません。
統合失調症やGID(性同一性障害)のように、
精神障害の中でも、
脳の器質に原因となる病変の発見されない種類の病気に、
その疾患名に共通の、未発見の器質的な原因があるとは、
とても思えません。
患者さんの脳に、それぞれの器質的な特徴があり、
そのせいで、みんなと一緒の文化に同調することが、困難であれば、
何が原因であれ、共通の精神的な苦痛に、苛(さいな)まれます。
脳だけでなく、身体的な特徴や、
器質だけでなく、変更困難な社会的境遇や、過酷な経験なども、
同じように、共通の精神的な苦痛の原因になります。
苦痛の対処の仕方を、幾つかに分類したのが、
統合失調症やGIDのような、精神障害の疾患名である、と見るのが、
たぶん常識的です。
器質的に変更不能な原因のない人は、治りやすいかも知れません。
乳幼児期の社会的境遇や経験などが原因でない人も、
よく治るかも知れません。
原因と結果の関係って、
戦争の原因はこれこれである、と言うように、
たとえ物理学であっても、数学のような定義でなければ、
ただの意見にすぎません。
意識の中身って、編集された後に、初めて認識されますから、
意識的な意見が、認識の前の無意識の編集に置き換われば、
みんなの意見と異なる人に、みんなと違う事実が見えるのは、
当たり前です。
孤独になれば、妄想や幻覚の現れる人と、
嫌(いや)なことがあれば、体温の変化する人や、
いつもと違うことがあれば、下痢や腹痛の起こる人とは、
同じであることが、よくあります。
そのせいで、生活に支障をきたす苦痛に、
本人や、周囲の人が苛(さいな)まれると、
認知障害と言われますので、
精神の病気の診断は、うっかりしていると、間違いかねません。
外科手術のメスの使い方みたいなものかしら。
居眠りながら手術をしては、いけません。
人間の個体は、みんなと一緒でなければ、生きて行けませんから、
社会的に孤立して疎外されると、
精神的に苦しくなるのが、健常です。
苦しくならなければ、
おそらく、後々に認知障害というツケの回ることをやっています。
自我や事実や感情などの、意識の中身が、人と違ってきて、
妄想や幻覚などが現れますけれど、
重症になれば、意識が希薄になります。
体の病気のせいで、老人が死ぬときも、そういうふうに死ねば、
痛みや苦しみを感じずに、眠るように死にますので、
大往生と言われます。
意識の中身は、
自我や事実や感情などと、文学的に分類されるだけでなく、
時間や空間や論理などと、科学的に分類されることもあります。
社会的に孤立して、精神的に苦しくなると、
時間や空間や論理が、おかしくなります。
見当識が低下して、支離滅裂になり、認知障害と言われます。
動物の意識って、人間だけでなく、
哺乳類のうちの、人間に近いほうの半分ぐらいの種類は、
人間とほぼ同じ感情を使って、
コミュニケーションをしています。
犬やライオンの、
表情や行動や動作や発声などを見聞きして、
人間のそれらと同様の意味の感情である、と解釈しても、
ほぼ間違いありません。
夢や赤ちゃんの意識って、人間でありながら、
哺乳類よりも、健常な大人の目覚めている人間からは、
遠く離れたグロテスクな中身です。
夢や赤ちゃんよりも、
健常な犬やライオンのほうが、信用できます。
こんなことを言うと、怒られますけれど、
統合失調症の患者さんの症状って、悪化すると、
健常な犬やライオンよりも、インチキになります。
みんなで手を繋いで、支えてあげることが、
大切ですけれど、
統合失調症の症状って、それを拒否します。
コミュニケーションを断ち、
自分から病気を悪化させようとしますから、
体の病気のせいで、大往生をする老人の認知障害と、
同じです。
精神的な自殺ね。
GID(性同一性障害)も、自分の生殖機能を断ち、
コミュニケーションを拒否しようとするのを、
天岩戸(あめのいわと)から、
天照大神(あまてらすおおみかみ)を
引っ張り出すように、
性転換医療は、社会的に手を繋いであげる治療法です。
身体的には、
本人の言うがままに、生殖機能を阻害しますから、
明らかに矛盾しています。
統合失調症の治療法も同じです。
大人しくさせるために、抗精神病薬を使いますけれど、
認知障害を悪化させます。
薬屋さんの中には、
統合失調症の原因や仕組みを、ドーパミンのせいである、
と言う人もいますけれど、
一般的には、
統合失調症の薬物療法は対症療法にすぎない、
と言われています。
統合失調症の症状って、
他害や自傷自殺や自損などに走りますから、
認知障害が出ていれば、
強制的に精神科の病棟に監禁して、
治療せざるを得ません。
認知障害が出ていなければ、
他害ですと、刑務所のほうに回ってもらいますけれど、
認知障害があれば、自損だけでも監禁されますので、
健常でしたら、刑務所のほうが、遥かに得です。
自損って、
自分のテレビを壊しても、普通は、本人の勝手でしょう?
自分の寝床に、おしっこやうんこをしても、
本人の趣味ですから、逮捕されることはありません。
認知障害があると、そのような自損行為でも、
精神科の病棟に、強制的に監禁されます。
健常でしたら、公開の裁判を受けて、
ちょっとぐらいは、弁明もできます。
法廷の発言が、記録されますから、
裁判官の判断を、みんなが吟味できます。
三審制ですし、死刑でなければ、
刑務所に入れられても、精神の健康が維持されます。
責任能力がない、と鑑定されると、
他人に吟味される機会がありませんので、
現場の警察官の、荒唐無稽な捏(でっ)ち上げが、
排除されません。
精神科のお医者さんは、精神を判断するだけですので、
事件の中身は、警察官の言うがままです。
被疑者に責任能力がないとされて、不起訴になりますが、
御家族が金銭的に弁償をします。
警察官による捏造事件であっても、
統合失調症の患者さんには、
事実を説明したり抗弁したりする能力がありませんので、
御家族は、得体の知れない事件の、弁償をさせられます。
被害者を自称する人と、警察官とが、
弦(つる)んでいたら、どうなるのかしら。
そういう悪いことは、滅多に起らないと、
思うかも知れません。
事件を吟味する公開の制度がありませんので、
事件の内容は、
警察官の恣意的な言い分が、そのまま通ります。
実際には、ほぼ全部の事件において、
被害者と自称する人と、警察官とが、親しく共同して、
統合失調症の患者さんの非行を責めます。
共謀して、賠償金を要求します。
お金が警察官の懐(ふところ)に入るのかは、
知りません。
患者さんが保護されて、病院に連れて来られても、
お医者さんは、病気を判断するだけですので、
事件のことは、警察官の言うことを
鵜呑みにせざるを得ません。
患者さんには、
説明する能力も、抗弁する能力もありません。
統合失調症は認知障害が顕著ですので、
患者さんの行動の責任を、御家族がとる羽目になります。
患者さんのしていない行動の責任まで、
家族が取らされる羽目になりかねませんので、
監禁して欲しいと、御家族が望めば、
何も悪いことをしていなくても、
患者さんは強制的に監禁されて、治療されることになります。
認知障害って、統合失調症では、
妄想や幻覚や支離滅裂な言動などに現れます。
アルツハイマーのように、
脳の器質の変性疾患であることが、はっきりしている病気でも、
統合失調症とほとんど同じ症状が現れます。
統合失調症は、
みんなと一緒のことができなくなれば現れる精神症状の、
基本的な組み合わせです。
みんなと一緒のことができないって、
最大の精神的な苦痛になります。
人間の個体は、一人で生きていけませんので。
GID(性同一性障害)の症状は、
もちろん全部、統合失調症の症状の内ですので、
GIDの症状が出ている、と言うだけでは、統合失調症と言えません。
統合失調症の治療って、抗精神病薬を飲んでもらって、
人間らしい機能を、人為的に低下させます。
他害自傷自殺自損などを行ないますから、
無理やりに、大人しくさせなければ、仕方ありません。
意識不明になってもらったのでは、世話が大変ですから、
自分で自分の世話ができるように、丁度良い加減のところまで、
人間らしい機能を、低下させます。
自我や事実や感情などの、
意識の内容を認識する機能が、人間らしい精神機能ね。
ほんとは、猿やライオンや犬でも、
多少は人間らしい精神機能を持っていますし、
人間でも、夢や赤ちゃんは、
動物よりも安物の機械かも知れませんけれど、
一応、大脳の機能は、人間らしい機能である、としておきます。
大脳に多い神経細胞が、
ドーパミンという化学物質によく反応しますので、
こいつに、あまり反応しないように、
抗精神病薬を飲んでもらって、人間らしさを低下させます。
人間らしさと言っても、
化学物質が善悪を知っているわけがありませんから、
悪いことをするのも、良いことをするのも、同じ意味です。
随意筋を動かす機能と、どのように動かすかを決める機能とを、
低下させるってことね。
強制的に抗精神病薬を飲ませるってのは、事実上の処刑なの。
精神科の入院病棟に保護するって、裁判のない処刑です。
GID(性同一性障害)医療って、
それを避けるための代替措置と思っても、構いません。
心の性別のことは、「あたし、今夜は処女よ」と、
バーのマダムが言うのと、似たようなものです。
生殖機能を壊しますから、代替措置として、どれくらい有効かしら。
少なくとも、自分で自分を世話する機能は、保たれますけれど、
世代交代ができなくなるのは、緩慢な死刑と同じような気もします。
御本人は、個性や、QOL(生活の質)などと言いますが、
文学にすぎません。
末期癌の患者さんのように、
麻薬を打って、幸せに生きてもらうことが、
GID(性同一性障害)の人の、QOLを高めるのかしら。
GID(性同一性障害)や統合失調症の症状と、
末期癌の症状を比べてみなければ、わかりませんけれど、
GIDの症状は、もっと軽いのでないかしら。
後に統合失調症になる人が、どれぐらいかを、
ずーっと見続けていても、8%ぐらいにしかなりません。
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