葉山のしらす屋 887

しらすを獲(と)る漁師さんが、自分で釜茹(かまゆ)でにして、
ちりめんじゃこを販売しています。
 
しらすは、片口鰯(かたくちいわし)の稚魚(ちぎょ)ですけれど、
もうすぐ、鰯(いわし)も、獲(と)れなくなるかも知れません。
昔は、鰊(にしん)が、そうでした。
 
煮(に)て、搾(しぼ)って、
鰊油(にしんあぶら)を採(と)った後(あと)の、
粕(かす)を砕(くだ)いて、
積(つ)み上げて醗酵(はっこう)させたものを、
幕末から肥料にしていました。
 
獲(と)りすぎたので、個体数が減(へ)り、
産卵のために、春に、日本沿岸まで南下する鰊(にしん)が、
根絶(ねだ)やしになりました。
 
鰊(にしん)って、生まれた浅瀬(あさせ)に帰(かえ)り、
海藻(かいそう)の葉(は)っぱや茎(くき)に、
卵(たまご)を産み付けます。
北海道西岸や東北地方西岸の、
海岸近くの藻場(もば)に帰(かえ)って来た鰊(にしん)を、
乱獲(らんかく)しましたから、
日本まで南下する鰊(にしん)がいなくなったのは、当然です。
 
第二次世界大戦後に、急速に獲(と)れなくなり、
お正月の数(かず)の子の値段が、
暴騰(ぼうとう)したこともありました。
 
江戸時代の鰊(にしん)は、
北海道の網元(あみもと)で加工されたものを、
北前船(きたまえぶね)が大阪に運(はこ)びましたので、
大阪の問屋さんが、
鰊粕(にしんかす)の流通(りゅうつう)を仕切っていました。
 
江戸時代から、うんこやおしっこを、
下肥(しもごえ)として、使っていましたけれど、
川船がなければ、たくさんの下肥を運べませんので、
運河(うんが)の発達した河口付近の
沖積平野(ちゅうせきへいや)でなければ、
農家は、自分の家の下肥しか、使えませんでした。
 
これでは、肥料が足りずに、商品作物を栽培できません。
鰊(にしん)の油を搾(しぼ)った粕(かす)が、
肥料として、販売されたので、
運河のない洪積台地(こうせきだいち)でも、
商品作物を栽培できるようになりました。
 
乱獲のために、鰊(にしん)がなくなっちゃった。
鰯(いわし)のしらすも、その二の舞にならなければ良いのですが…
しらすって、稚魚(ちぎょ)を獲(と)りますから、悪質です。
 
でも、大根おろしで食べると、美味しいので、仕方ありません。
三島由紀夫さんの切腹や、
GID(性同一性障害)の性転換のようなものです。
 
    

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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