恋人よ、我に帰れ 875 ビリー・ホリデイ , グレース・ムーア

 
     【 Lover, Come Back To Me! 】 恋人よ、我に帰れ
     歌 : Billie Holiday ビリー・ホリデイ
 
 
 
lyrics: Oscar Hammerstein II
music: Sigmund Romberg
 
The sky was blue
And high above
The moon was new
And so was love
This eager heart of mine was singing
Lover where can you be
 
You came at last
Love had its day
That day is past
You've gone away
This aching heart of mine is singing
Lover come back to me!
 
When I remember every little thing
You used to do
I'm so lonely
Every road I walk along
I walk along with you
No wonder I am lonely
 
The sky is blue
The night is cold
The moon is new
But love is old
And while I'm waiting here
This heart of mine is singing
Lover come back to me!
 
When I remember every little thing
You used to do
I grow lonely
Every road I walk along
I walk along with you
No wonder I am lonely
 
The sky is blue
The night is cold
The moon is new
But love is old
And while I'm waiting here
This heart of mine is singing
Lover come back to me!
 
 
     ジャズのスタンダードですから、
     日本語訳はたくさんあります。 
     日本語の題名は、
     「恋人よ、我に帰れ」 とするのが、普通みたい。
 
     歌詞の内容は、別れた恋人が、なつかしい、さびしい、
     という毎度お馴染(なじ)みの、つまらない意味です。
     新月に喩(たと)えています。
     
     新月って、太陽と同じ方向の、輝きのない月ですけれど、
     昼間は、太陽が眩(まぶ)しくて、何も見えません。
 
     月って、太陽の光を反射して、輝きますから、
     太陽と反対側の方向にある時が、一番よく輝きます。
     地球の影になる月食の時は除くね。
     真夜中に、南の空に高く輝く月は、満月です。
 
     新月って、太陽と同じ方向ですから、光を反射しません。
     太陽の方向に、完全に重なっていると、日食ですけれど、
     ほんの少しだけ、太陽の方向と違う時に、
     早朝や、夕方ですと、輝きの無い月が、丸く見えます。
 
     もう少し離れると、丸い新月の端っこが、
     糸のように細く輝きます。
 
     太陽と一緒に、東の空から昇りますから、
     昼間は、南の空高くに、新月が見えるかも知れません。
     太陽だけが、雲に隠れている時にね。
 
     新月を、二人の出会いや、
     別れた後の、一人ぼっちの新しい自分に、
     喩(たと)えています。
     
     作詞のオスカーハマースタイン二世って、
     ショウボートやサウンドオブミュージックなどの、
     ミュージカルの脚本家です。
     わたしも、彼ぐらいに書けたら、
     脚本を本職にしていたかもね。
     遠く及びません。
 
     この歌も、The New Moon というオペレッタの中の、
     歌だそうです。
     知りません。
 
     ビリー・ホリデイは、スウィングジャズの女王かしら。
     彼女の歌を聞いていると、病みつきになります。
     耳にこびりつきます。
 
     作曲家のシグマンド・ロンバーグは、
     ウィーン風のオペレッタの形式を、アメリカに持ち込み、
     第一人者の地位を築いた人です。
 
     20世紀のアメリカでも、
     第二次世界大戦よりも前でしたら、
     ミュージカルよりも、オペレッタのほうが、
     儲かったかも知れません。
 
     貴族趣味のオペレッタのほうが、切符の値段が高いもん。
     ミュージカルは、黒人ですから、単価が安いでしょう?
 
     youtube には、
     シグマンド・ロンバーグ Sigmund Romberg の
     オペレッタのアリアが、たくさんあります。
     
     そのアリアを、
     スウィングジャズの、ビリー・ホリデイが歌い、
     現在は、ジャズのスタンダードと言われていますけれど、
     ほとんどが、アップテンポで演奏されます。
 
     オリジナルの、オペレッタのアリアを聞くと、
     ロンバーグが、
     アメリカの演歌の原型を作った一人であると、
     わかります。
 
     わたしは、
     このオペレッタを、見たことがありませんけれど、
     youtube にあったので、おまけね、連休だから。
 
 
     【 Lover, Come Back To Me! 】 恋人よ、我に帰れ
            
            シグマンド・ロンバーグ Sigmund Rombergの
            オペレッタ The New Moon のアリア
 
     ソプラノ : Grace moore グレース・ムーア
 
            後の、マルタ・エゲルト Martah Eggerth や
            李香蘭のような人です。
            映画で歌うソプラノ歌手ね。
 
            ほとんど、セーブされていませんので、
            流行歌の歌手が、オペラを真似(まね)て、
            叫んでいるようにも、聞こえます。
            
            オペレッタが廃れた後も、
            ミュージカルが生き残ったのは、
            ベルカントの発声を、
            きっぱりと忘れたのが、良かったのかしら。
            
            最近は、ミュージカル映画も、
            採算がとれなくなりました。
 
            お酒が出て、賭博のできるお店で、
            歌って踊るのが、
            ミュージカル俳優の商売ですけれど、
            日本は賭博ができず、足が短いので、
            流行(はや)りません。
            
            アメリカでは、
            オペラのアリアのような詠唱が、、
            ソウルと言われるようになりましたけれど、
            日本の演歌と同じです。
 
            ジャズの中でも、
            ビリー・ホリデイのスウィングや、
            ビング・クロスビーのクルーンなどは、
            その走りかも知れません。
            小唄や端唄や都々逸みたいなものね。
            
            昔は、マイクやアンプやスピーカーなどの、
            電気機械が、劇場にありませんでしたので、
            楽団付きの歌手でなければ、
            仕事になりません。
 
            大きな声で歌わなければいけませんから、
            大声用の発声法が、
            欧米でも日本でも、工夫されました。
            
            歌い方が変わり、
            音楽のジャンルが変わったのは、
            そのせいなの。
            今はコンピュータを使った音楽を、
            演奏会場に流せます。
 
            昔は、ナット・キング・コールや、
            プラターズのような歌手が、
            楽隊と一緒に、田舎を回りました。
 
            田舎では、電気音響設備のある劇場が、
            映画館しかなかったので、
            歌手が映画館で歌うのは、当然です。
            ミュージカル映画が流行(はや)りました。
     
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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