ドック型揚陸船(ようりくせん)ってやつです。
LSD(Landing ship, dock)という略号ですから、覚えやすい。
普段は佐世保にいますけれど、横須賀に来ていました。
ハーパーズ・フェリーって、
南北戦争の戦場になった町の名前が、船の名前になりました。
ワシントンのポトマック川を、
直線距離で100kmぐらい、北西に遡った所にあります。
アパラチア山脈の、山の中の川岸の町で、渡し舟があったそうです。
ドック型揚陸船って、お尻のほうが、ドックになっています。
お尻の穴や、膣みたいなものです。
船が、ドックの中に入れるようになっていますけれど、
水位を調節できます。
港のドックでしたら、
船を作ったり、修理をしたりする時に、便利ですけれど、
その設備が、大型の船の中にあります。
揚陸船は、上陸用舟艇というのを、ドックの中に抱えていて、
普段は、水を抜いています。
上陸用舟艇って、
波止場のない海岸に、人間や荷物を運ぶための船です。
盥(たらい)のように、底が浅く、
川船のように、箱型の船が、便利です。
救命ボートのようなのを、
甲板から吊り下げて、海面に下ろすって、不便です。
大きな荷物を載せられないしね。
お尻にドックを持った揚陸船があると、
大型機械や戦車などを、上陸用舟艇に積み込んでから、
ドックに水を入れて、上陸用舟艇を発進させることが出来ます。
便利なものは、お金が掛るけど、
将来は、すべての大型艦船に、ドックを備え付けるつもりと、
アメリカ海軍は、言っております。
兵隊さんがドックに飛び込んで、水泳をするの。
このごろの上陸用舟艇って、ホバークラフトですので、
砂浜でしたら、陸上でも運用できます。
揚陸艦(ようりくかん)には、
上陸用舟艇による陸揚げ機能だけでなく、
航空機による支援機能を併用するタイプがあり、
強襲揚陸艦(きょうしゅうようりくかん)と言われています。
甲板に、航空母艦のような滑走路を持っています。
輸送船としての機能を小さくして、
航空母艦としての機能を大きくすれば、
強襲揚陸艦って、これ1隻で、
海の向こうの敵(てき)をやっつけることができますから、
海外領土の多い欧米の国には、とても便利です。
海の向こうの敵って、日本や中国やインドなどのことです。
日本の自衛隊が総がかりになっても、たぶん防御できません。
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