ヒペリカム・カリシナム 844 性別に託(かこつ)ける文化

西洋金枝梅(せいようきんしばい)という和名も聞きますけれど、
Hypericum calycinum です。
 
西欧から中央アジアにかけての、
温帯のステップに自生しているそうです。
 
手元に検索表がないので、
未央柳(びようやなぎ) Hypericum chinense と識別できません。
 
隣の部屋から、図鑑を引っ張り出して来るのが、面倒臭い。
チャイネンシス chinense の未央柳(びようやなぎ)は、
中国の植物図鑑に載っています。
カリシナム calycinum の西洋金枝梅は、
ヨーロッパの図鑑に載っています。
 
日本の園芸図鑑でしたら、両方が載っていますけれど、
園芸品種って、物凄い数だから、
100万種ぐらい、収載していなければ、役に立たないかも。
 
チャイネンシスと、カリシナムって、
種(しゅ)のレベルの違いですけれど、
自生の産地が、
中央アジアから中国ってのと、西欧から中央アジアってのとは、
かなり違うので、面倒臭いことになりそうな…
 
中央アジアでしたら、共通ですけれど、
そんな所の図鑑を、持ってませーん。
 
植え込みに、名札がありましたけれど、
公園の名札は、間違いが多い、と言う人もいます。
 
インターネットで、よその写真を検索した感じでは、
雄しべが直線で、葯(やく)が、赤~茶色なら、西洋金枝梅。
雄しべが曲線で、葯が黄色なら、未央柳(びようやなぎ)です。
いずれも、雄しべが長いので、
 
 
三島由紀夫という人が自殺する前から、
三島さんをご存知の人の、過半数が、
あの人は頭がおかしい、という印象を持っていたかも知れません。
 
その通りに自殺したのですから、
一般の人の、おおかたの見立てに、間違いがなかった、と言っても
過言(かごん)でありません。
 
ところが、たくさんの精神科医が、
死後に彼の精神を見立てましたのに、
いずれもが、結果論にすぎませんでした。
自殺の前に予言して、当たるような内容は、
一つもありませんでした。
 
それどころか、彼の頭が、自殺の前からイカレていたことを、
精神科医は、誰も指摘できませんでした。
 
わたしは、精神科医って、どれだけ頭が悪いのかと、
とても落胆しました。
 
学生の頃から、わたしは、
精神障害者は、男女逆転したような性格に見える、
と疑っていました。
子供の頃に、何人も、そのような性格の人に、出会いましたが、
ことごとく、後に精神障害を発症しました。
 
男女逆転した性格は、精神障害の有力な症状の一つですけれど、
これって、どのように測れば良いのかしら。
 
男と女の性格や雰囲気の、客観的な計測法がありませんので、
これは、周囲の社会に適応できない人が、
男なら、オカマと言われ、女なら、可愛くないと言われて、
周囲の人に虐(いじ)められるのと、同じでないかと、思いました。
 
統合失調症なら、被害妄想が出るのと、同じような意味です。
病気の症状が、これこれである、というのでなく、
みんなに合わせられない人を、わたしたちは、 
オカマだ、可愛くない、と難くせをつけて、虐める、
という意味です。
 
男女逆転の性格や雰囲気や、被害妄想などは、
病気の症状でなく、人を差別する時の、文化の特徴です。
 
GID(性同一性障害)という病気を、
男女の文化に適応できない性格や雰囲気などと、見ているのは、
とんだ阿呆(あほう)かも知れないように、
統合失調症の被害妄想を、内因性の精神病の症状と見るのは、
目の見えていない精神科医かも知れません。 
 
統合失調症を検索して御覧?
させられ体験なんて、載っていませんか。
被害妄想と同じことですけれど、
周囲に適応できずに、虐められている、という意味です。
 
わたしたちは、それを、
本当は虐められていないし、何かを仕向けられてもいないのに、
本人がそう確信しているので、精神の病気の症状である、
と言います。
 
周囲に適応できなければ、虐められるのは、普通です。
被害を受けている、仕向けられている、と感じるのは、
病気の症状でなく、当たり前のことです。
大切なのは、みんなと一緒のことが出来ない、ということなの。
 
ドーパミン神経が異常である、と言います。
ほんとうは、御本人の意志に従い、、
ドーパミン神経が、正常に機能しただけかも知れません。
 
長期間の習慣になってしまえば、もはや自力では回復できませんが、
同じ状態が続けば、そうなるのは当たり前ですから、
ドーパミン神経は、ちっとも悪くありません。
 
設計通りに機能している神経を、
抗精神病薬によって、へべれけにしてしまうのは、
善良な医療でないかも知れません。
 
人に虐められれば、いつでも臨戦態勢の喧嘩状態で行くように、
本人が決意するのは、当たり前です。
 
癖(くせ)になれば、本人は変更できなくなりますので、
抗精神病薬を使わざるを得ませんけれど、
内因性は、習慣性の間違いでないのかと、疑いたくなります。
統合失調症は生活習慣病でないかとね。
 
アルツハイマーのように、脳の器質の変性疾患であると、
はっきりと、わかっている病気でも、
ちゃんと、統合失調症と同じように、
被害妄想や、させられ体験や、誰かに仕向けられている疑念などが、
症状として現れます。
 
みんなと同じことができない習慣って、多くは、
何かの身体的な低い能力や、
社会的なハンディキャップに由来しています。
色覚障害や、べた足や、吃音(どもり)や、難聴や、
エステティックな顔や体の見てくれや、
貧乏や、家族の障害や犯罪などのようなものです。
それを発見して、うまく回避する方法を、考えなければいけません。
 
GID(性同一性障害)も、そうです。
性別の文化に、適応できないのでなく、
みんなと一緒のことができなければ、
オカマや、女らしくない、などと言われて、
虐められるのは、当たり前です。
 
みんなと一緒のことが出来ない人に対して、
性別に託(かこつ)けて虐めるのは、文化の特徴にすぎません。
 
昔、ジョン・ウェインという西部劇の俳優さんがいました。
190cmの巨漢でしたが、正義の味方でしたから、
最後の最後の、ここぞと言う時にしか、腕力を振るいません。
それまでは、馬鹿にされていますけれど、
たいていは、オカマ、腰抜け、玉無し、女々しい、などと、
性別に関する侮辱と挑発の言葉を、浴びせられます。
 
彼は、挑発に乗らずに、無視しますけれど、
映画ですから、最後に一発かまして、けりをつけることができます。
 
実社会では、最後の時なんて、ありませんから、
侮辱と挑発の言葉に、晒されたままの人生って、ありきたりです。
人を馬鹿にする時には、性別に関する言葉を使い、
性別が違うかのように、嘲笑(あざわら)いながら挑発するのが、
普通なの。
そして、挑発に乗らないのが、健常です。
 
この仕打ちに耐えられない人は、もしかしたら、
MtF(male to female 男→女)になるかも知れません。
性別のことは、世間一般の、ありきたりの文化にすぎないのに、
御本人は、自分の心の性別が、体の性別と違うと、
確信するかも知れません。
 
反対に、FtM(female to male 女→男)では、
侮辱して挑発する側であったり、
侮辱や挑発に乗り、墓穴を掘る人が、
自分の心は男であると、確信するのかも知れません。
 
性別のことは、それに託(かこつ)ける世間一般の、
ありふれた文化にすぎません。
GID(性同一性障害)の病気は、性別のことでなく、
みんなと一緒のことができないので、
性別に事寄せて、虐められただけのような気がしてなりません。
性別に仮託する文化を、見間違えているのでないかしら。
 
三島由紀夫って人を見て、
精神障害者に共通の、性別の文化に足元を掬われた心のような、
気がしてなりませんでした。
今で言う発達障害です。
 
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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