千葉県船橋市の、道端の梨畑の花ですけれど、品種は知りません。
蒲萄(ぶどう)みたいに、棚(たな)の上に、枝を広げます。
梨(なし)の花って、虫媒花(ちゅうばいか)ですけれど、
商業栽培は、人工受粉です。
自家不和合性なので、違う品種でないと結実しませんが、
梨(なし)は、
雌蕊(めしべ)の側(がわ)と、雄蕊(おしべ)の側の、
品種という表現形(ひょうげんけい)が異なっていても、
減数分裂後の、花粉や卵(らん)などの、
配偶子(はいぐうし)のDNAの、
特定の部分が同じですと、受精しませんので、
交配不和合性と言われます。
血液型みたいなのが何種類かあって、
母親と父親から、一種類ずつ、二つの型を受け継(つ)いでいます。
減数分裂によって、二つが分かれて、配偶子が出来ますので、
雌蕊(めしべ)の根本(ねもと)の、子房の中の卵(らん)は、
二つの型のうちの、一つの型を持っています。
雄蕊(おしべ)の花粉も、一つの型を持っていますが、
卵(らん)と花粉の型が、同じですと、
受粉しても、受精できませんので、稔(みの)りません。
他の品種の中でも、同じ型を持っていない品種の、
雄蕊(おしべ)の花粉を、人工受粉させます。
他の品種の、蕾(つぼみ)が咲きかけると、
花を、もいで、花粉を採取(さいしゅ)します。
脱穀機(だっこくき)に入れて、雄蕊(おしべ)だけを取り出し、
花糸取機(かしとりき)に入れて、
紫色の葯(やく)を取り出します。
一日も経(た)たないうちに、自然に葯(やく)が弾(はじ)けて、
黄色い花粉が飛び出します。
開葯機(かいやくき)に入れて温めると、すぐに弾けます。
冷蔵庫に入れれば、生(なま)でも、1週間ぐらいは保存できます。
コップに入れて、刷毛(はけ)に付けて、
畑の花の、雌蕊(めしべ)に触れてあげます。
霧吹器で、シュッシュッと、吹き付ける農家もあるそうです。
実が大きくなった時に、枝に擦(こす)れて、傷付かないように、
横向きの枝の、下向きに咲いた花に、受粉するそうです。
花粉って、乾燥して冷凍すれば、翌年でも使えますから、
市販品を買う人もいます。
人は、生殖の原理を、植物を見て、理解しましたけれど、
豚や牛の育種(いくしゅ)でしたら、
倫理もへったくれもありませんから、すぐに実用化できます。
家畜の臨床ね。
人間は、倫理的な制約(せいやく)がありますから、
産婦人科の医療は、最先端の技術から、大幅に遅れています。
GID(性同一性障害)は、石器時代かもね。
人間の生殖医療は、
畜産業によって実用化された技術の、後追いをしています。
お肉を食べて確認していますので、
賢(かしこ)く、おいしく、安全です。
人類は、家畜よりも、少なくとも30年は遅れています。
GIDの、ホルモン療法や生殖医療も、恐ろしく時代遅れですが、
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