クスノキ科クロモジ属の、油瀝青(あぶらちゃん)ですけれど、
瀝青(れきせい)をチャンと読みます。
チャンは、chian でして、ギリシャのキオス島の意味です。
瀝青(れきせい)は、
chian turpentine のことを言っています。
テレピン油ね。
ウルシ科の ピスタキア属の
Pistacia terebinthus という樹木から
テレピン油が採(と)れます。
英語では、Turpentine tree と言います。
この木が、ギリシャのキオス島に、たくさんありますので、
テレピン油のことを、
Chios turpentine や
Chian turpentine と言います。
油瀝青(あぶらちゃん)は、
キオス島のテレピン油のような油の採れる木なので、油チアンね。
ピスタキア属って、日本にも、
楷樹(かいのき)というのがあります。
東京の湯島(ゆしま)聖堂や、
岡山県備前市の閑谷(しずたに)学校などに
植わっています。
中国の曲阜(きょくふ)の、孔子のお墓に、弟子の子貢が植えて、
現在にまで、植え継(つ)がれているそうです。
日本各地の孔子を祀る施設に、楷樹(かいのき)が植わっています。
でも、油瀝青(あぶらちゃん)は、
クスノキ科のクロモジ属ですので、全然、違う木です。
似たような油が採(と)れる、という意味みたい。
早春に、黄色い小花が密集して咲くので、よく目立ちます。
この写真は、
もうくたびれて、花びらの端っこが黒っぽくなっています。
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