ウメ 745 シチリアのニューシネマパラダイス

昨日も梅(うめ)で、今日も梅(うめ)。
遠くから見た時に、良く咲いていたので、桃(もも)と間違えました。
 
 
 
シチリア島の、パレルモという町の、40kmほど南に、
コルレオーネ村 corleone と、
パラッツォ・アドリアーノ村 Palazzo Adriano があります。
いずれも、有名な映画の舞台になりました。
 
コルレオーネのほうは、
ゴッドファーザーっていうマフィアの映画の、
親分の出身地でしたから、土地の人は迷惑です。
 
パラッツォ・アドリアーノは、
ニュー・シネマ・パラダイスという映画の中の、
ジャンカルドっていう架空の村が、ここでロケされました。
 
ニュー・シネマ・パラダイスは、
映画の全盛期の、村の映画館の名前ですけれど、
わたしの子供時代の日本と、そっくりです。
 
第二次世界大戦の同盟国ですから、当たり前ですけれど、
戦後のイタリアは、
ユダヤ人収容所の虐殺が問題になったドイツよりも、
日本に似ています。
「自転車泥棒」や「道」なども、
日本の昔を思い出すので、懐かしさを感じるぐらいです。
 
ニュー・シネマ・パラダイスは、その時代の、村の映画館の、
映写技師の思い出を辿(たど)っています。
ヤフーの GyaO って所で、無料で見れますので、
久しぶりに見ました。
 
都会で働くために、村を去る主人公の青年に、
映写技術を教えてくれた初老の技師が、
二度と村に帰ってくるな、と言います。
 
その通りに、青年は30年間、村に帰リませんでしたが、
年寄りの葬儀の日に、久しぶりに村に帰りました。
青年はローマで成功していましたが、
映画は廃れて、村の映画館も取り壊されます。
 
わたしは、GID(性同一性障害)のことを思い出しながら、
久しぶりに、インターネットで見ました。
 
GIDの治った患者さんたちの中にも、年寄りの人たちがいます。
彼らは、若いGIDの人たちに言います。
性転換の仲間の所に、二度と戻ってはいけないと。
 
戻らなかった人たちは、治癒して成功しましたが、
仲間から離れられなかった人たちは、
朽ち果てた昔の映画館のように、取り壊されます。
 
生殖を拒否する性転換という文化が、
発達障害や人格障害や、統合失調症や認知障害などの、
昔からの、ありきたりの精神の病気に、
やがて、冷たく死体のように埋(う)もれて行くのは、
目に見えているのですが…
 
御本人たちは、今を盛りと、病気の春を謳歌(おうか)しています。 
 
     古い映画館が火事になり、
     子供の頃の青年に、助け出された映写技師は、
     盲目になります。
 
     ニュー・シネマ・パラダイスは、
     新装の映画館の名前ですけれど、
     年寄りは、都会で働くことを青年に勧め、
     二度と村に帰るなと、
     餞別(せんべつ)の言葉を贈りました。
 
     焼け死んでいたほうが良かった。
     命を助けてくれた青年が、あれこれと親切に、
     身の回りのことを気づかってくれます。
     子供の頃の彼に、映写技術を教えたのですから、
     当然です。
     目の見えない老いぼれの身の上に、
     前途のある青年の心を、引きとめてはいけない。
 
     やがて、精神障害者も、そうなります。
     心の優しい子供が、障害者の世話にかまけて、
     人生のチャンスを失います。
     障害者の家庭で、何度も見た光景です。
 
     精神障害のせいで、
     その子供まで、頭がおかしくなりはしないかと、
     心配しなくても構いません。
 
     気持ちの優しい子供でしたら、家族の世話のために、
     自分の人生を犠牲にします。
     傷(いた)ましい結果になりますので、
     気をつけなければいけません。
     
     統合失調症を隠して結婚していた母親がいました。
     3人の子供のうち、長男が統合失調症になりました。
     末っ子の女の子は、情緒不安定で、
     すぐに大声を上げて喧嘩腰になり、興奮しました。
 
     母親の再発に、
     騙(だま)されて結婚した、と言っていた父親でしたが、
     長男が発症した後に、
     ふらふらっと車道を歩き、車に轢かれて死にました。
 
     要領の良い次男が、交通事故の賠償金を持ち逃げして、
     姿を晦(くら)ましましたが、
     せっかく公務員になっていたのに、
     カミングアウトをして、GID(性同一性障害)になり、
     性転換後に、戸籍の性別を変更して、
     行方不明になりました。
     
     チャンスをつかんでも、
     自分から潰(つぶ)してしまいます。
     精神障害の家族を捨てた心の重荷に耐え切れません。
     
     ニュー・シネマ・パラダイスでは、
     子供の頃の青年が、映画に首っ丈(たけ)になることを、
     母親は、とても嫌いました。
     年寄りも、二度と帰るなと、青年を送り出しました。
 
     精神科や産婦人科や泌尿器科や形成外科などは、
     GID(性同一性障害)の性転換医療を進めます。
     はっきりと、優生医療ですが、
     綺麗に間引いて、
     災いの根を絶つことを、目的としています。
 
     GID(性同一性障害)の中の、治癒した人たちも、
     老齢になると、後輩に言います。
     GIDの仲間から離れて、二度と戻るなと。
 
     GID同士の助け合いも、してはいけない。
     心の病気に適応するのでなく、
     健康な社会に適応しろ、と言います。
     心の性別と言ってはいけない。
     体の性別に適応しなさいと。
 
     

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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