御近所の小さな公園の、南天の実です。
お薬を飲むと、症状が変わりますので、
たくさんの種類のお薬を飲んでいると、
どの種類のお薬のせいで、こうなったのかって、
なかなか、わかりません。
漢方薬でしたら、生物の粉や塊りや汁を呑み込みますから、
何万種類の物質が、含まれているのかも知れません。
医食同源ですから、毎日の食事が、そうです。
西洋のお薬って、一つの化学物質だけを、主成分にして、
たくさんの量を使います。
病気の仕組みを解明した上で、化学物質の作用を利用して、
ぴたっと、故障の箇所を修理できれば、凄いと思います。
たいていは、あてずっぽうの、論より証拠ですので、
たくさんの経験が、ものを言います。
精神の病気は、
苦しみを麻痺させて、気持ち良くさせるのが、ほとんどですから、
麻薬に似ています。
20年前の、アフガニスタンの田舎では、
農家の常備薬って、阿片(あへん)の塊(かたまり)だけでした。
子供の風邪も、老人の癌も、痛い苦しい系統は、ぜんぶ阿片。
痛くも苦しくもないのに、血だらけとか、目が見えないとか、
吐き気がして、息苦しい時などは、どうするのかしら。
熱冷ましにも、阿片を使っていましたから、
幸せな気持ちにしてあげれば、呼吸が止まっても構わない…
性交渉の気持ち良さを覚えると、気持ちの浮かない時に、
ちょっと、男を誑(たぶら)かして、気持ち良くなります。
性的快感って、男のほうに歯止めがあり、
ずーっと、性的快感に浸っていられません。
女のほうには、妊娠しなければ、歯止めがありませんけれど、
相手の男に歯止めがあれば、仕方ありませんから、
たくさんの男を、梯子(はしご)します。
オナニーですと、一人だけで気持ち良くなれますから、
歯止めのない女性は、底なしかも知れません。
男のほうも、射精をしないように訓練すると、
女と同様に、底なしのオナニーの快感に浸れます。
射精を我慢する男性は、
やがて、生半可(なまはんか)にしか、立たなくなり、
性交渉ができなくなるそうです。
ちょっとぐらいは、射精を我慢して、
男女の長時間プレイを楽しむのは、構いませんけれど、
最後は、ちゃんと射精で締(し)めくくらないと、
いけないそうです。
射精をしないオナニーを、長時間、楽しむ男性と、
MtF(male to female 男→女)の、
TV(トランスベスティズム)と言われる種類の人とは、
似ているかも知れません。
異性装や、異性になった気分の、気持ち良さを覚えると、
病みつきになり、GID(性同一性障害)と言われます。
この気持ち良さは、誰でも感じる性的快感ですけれど、
健常な人でしたら、長時間、浸ることはしません。
女性では、歯止めがないので、オナニーと同様に、
癖(くせ)になる人が多いようです。
FtM(female to male 女→男)のGIDには、
女性同性愛からGIDを発症する人が多く、
MtF(male to female 男→女)では、
TV(トランスベスティズム)からGIDを発症する人が、
多いようです。
思春期の男の子が、女性の衣服に触れたり、
女性の下着を入手したり、身に着けたりすると、
性的快感を催すのは、ごく普通の健常な性欲ですけれど、
MtFのGIDには、それを知らない人が、少なくありません。
多かれ少なかれ、心が女であるから、と思っています。
変(へん)と思いません?
心が女であるから、奥さんと結婚して、
服を脱がして、子供を産ませたのかしら。
奥さんの、女らしい体や、
女らしい衣服や言葉や身振りなどに、
性的快感を催したのは、
自分の心が、女であったから、と言うの。
男の子が、女性に対して、普通に感じる性欲なのに…
女性は、それを引っ張り出すために、
自動機械のように、自然に女性らしい体つきになり、
その上に文化的に、衣服や言葉や身振りなどを、
一生懸命、工夫したのに、
ニンジンに食らいついたのは、
自分の心が女だから、と言うの。
女性の側の努力でないのかしら。
心が女だから、女の衣服や言葉や身振りや、体などに、
むしゃぶりついたそうです。
変(へん)と思いません?
なんで、こんなに、ひねくれた考えになるのかと、
あれこれ、尋ねてみると、
女性の体や、言葉や衣服などに、
男の子が性的に興奮するのは、正常であるってのに、
共感できないみたいなの。
信じられない感じで、知らないの。
1960年代の、高度経済成長期に、
思春期の青少年のための、性教育ってのが、
はじめて、新聞やラジオや週刊誌などに、おおっぴらになりました。
男の子の、性に関する、悩みの相談ね。
女の子については、1970年代後半ごろから、ぼちぼちでした。
男の子の悩みの相談って、オナニーのことが多く、
わたしは、性が専門のお医者さんに、すごく疑問を感じました。
だって、思春期の男の子は、オナニーをするものであるって、
みんな、知っていました。
それなのに、オナニーをする自分は、変態ですかって、
男の子が相談をしています。
高校生になっても、まだ知らないって、変(へん)です。
女の子を、性教育するための、やらせの質問なのかしら。
江戸時代でも、明治時代でも、昭和の戦前でも、
建て前は、手淫って、卑しい心の徴(しるし)でしたけれど、
男の子は、誰でもオナニーをするものであるって、
女の子も、ちゃんと知っていました。
オナニーをして、当たり前ですし、
副作用は、たいして気にしなくても、いいみたい。
ちゃんと知っていても、男の子から聞かされると、
恥ずかしくて、泣く仕来(しきた)りになっていました。
思春期以後の男の子なら、犬でも知っているのに、
ラジオや週刊誌の、悩みの相談室を賑(にぎ)わすって、
おかしいなあって、思っていました。
専門のお医者さんが、男の子の悩みを解くために、
一生懸命、性の知識を普及しているの。
1970年代初めの、
MtF(男→女)のGID(性同一性障害)の人の、
思春期から青年期には、
オナニーを心配する変(へん)てこな性意識が、
ごく普通でした。
発達障害って言葉は、すでにありましたけれど、
一般には知られていませんでした。
知能が正常なのに、発達障害なので、集団行動ができず、
学校教育において、特別な配慮を必要とする、と聞くと、
集団行動を躾(しつ)けるのが学校教育なのに、
それをしてはいけないって、馬鹿も休み休み言えと、
多くの先生や国民は、お腹を抱えて笑いました。
脳の器質に、原因となる病変の発見されない種類の、
精神の病気の人の子供時代って、
統合失調症でも、人格障害でも、似たようなもので、
共通しているのは、知能が正常なのに、
みんなと一緒のことよりも、
みんなと違うことのほうに、熱心です。
へそ曲がりや、駄々をこねる子供とは、違います。
精神の病気の人が、そのように、現実的になるのは、
大人になってからです。
子供の頃は、水素やヘリウムの入った風船のように、
手を繋いであげなければ、飛んで行ってしまいそうな、
現実離れをした症状を出します。
もしかしたら、爆発するかも知れません。
あるMtFのGID(性同一性障害)の人は、
中学の修学旅行で、東京に行きました。
羽田空港を見学したそうで、みんなが行ってしまっても、
自分一人で、一生懸命、飛行機の発着を見ていました。
すると先生が迎えに来て、
袖を引かれて、みんなの所へ連れ戻されました。
そのGID一人のために、
学校は、女の先生を付けていたそうです。
数百人の生徒の中で、一番の成績でしたから、
知能は低くありません。
でも、みんなと一緒に行動することを、
ちっとも、気に掛けていません。
自分一人だけ、はぐれてしまっても、恐くありません。
横紙破りや、駄々こねでなく、あさってなんです。
GIDでは、子供の頃から、
みんなと一緒ということに、無頓着な症状が出ます。
ハイイロガンの刷り込み(imprinting)って、
孵化して最初に見た物体の移動に、付いて歩きます。
人間や電気仕掛けの玩具を、親のように思うのかしら。
みんなの真似(まね)をする、というのが、大切なの。
鳥って、隊形を作って、空を飛びますけれど、
必ずしも、リーダーが決まっているのでなく、
ばらばらの心筋細胞が、みんな一緒に拍動するように、
個体のレベルでも、
動物は、反射的に一律の行動をとります。
誰のあとを付いて行くかが、変更困難になるよりも、
あとを付いて行くことのほうが、大切かも知れません。
特定のことを考えたり、行動したりすることが、
刷り込まれたように、変更不能になるよりも、
精神の病気では、みんなと一緒という刷り込みに、
異常があるのかも知れません。
GIDの人の中には、
幼児の頃に、男の子と女の子に分けられたので、
とても不安になった、と言う人もいます。
強制的に分けられて、恐い気持ちになったので、
みんなと一緒という気持ちが、破壊されたそうです。
治癒したGIDの一人は、性別に異常があるのでなく、
幼児を、性別や個人によって、強制的に分けるのが、
不自然で乱暴な教育である、と言います。
他の哺乳類では、思春期に、
自然に性別の集団に分かれるのに、
幼児期に、強制的に分けるのは、
情緒不安を招くそうです。
個人の自立を強制するのは、脳の発達に良くありません。
個人の自由や責任には、合理的な根拠がなく、
不自然な強制のせいで、
集団行動のプログラムが破壊されて、
発達が変調になり、
みんなと一緒のことができなくなりました。
ほんとかしら…
精神の病気の人たちは、
みんなと一緒に暮らしたかったと、言います。
思春期になると、みんなが一斉に走り出して、
大人の真似(まね)をするので、
GID(性同一性障害)の人たちは、
置いてけぼりにされたそうです。
男の子がオナニーをしても、ちっとも異常でないことを知らずに、
週刊誌の悩みの相談に投稿するって、
知識の不足や、性欲の異常が、現れているのかしら。
思春期の男の子が、女性の下着を身に付ければ、
欲情をきたすのは、当たり前なのに、
MtFのGIDの人たちは、当たり前の欲情を知らずに、
「心が女だから、女性の下着を身に付ける」 と、
しゃあしゃあと言ってのけます。
これって、性別の病気でなく、発達障害ですけれど、
性的に晩生(おくて)ですと、みんなと一緒のことができずに、
置いてけぼりにされて、性的非行に走ってしまうことが、
よくあります。
不安なの。
個人の自由や責任に、適していない素質の脳味噌ですと、
性的に晩生になるかも知れません。
この人たちが精神の病気にならない社会って、
子宮の中のように、
無意識に自動的に運営される社会かしら。
機械のようですと、人生は楽ちんです。
精神の病気の人って、変化に弱いみたい。
人とのコミュニケーションも、そうなの。
共感するには、相手の人の気持ちになってみなければ、いけません。
その人の脳味噌の具合と、同じように、
自分の脳味噌を調節しなければ、人の気持ちはわかりませんから、
任意の状態に、脳味噌を調節する能力が必要です。
外部からの刺激や、化学物質などのせいで、
脳味噌の状態が変化しても、
すぐに、いつもの状態を復元できるのなら、
変化に強いって、言えるかも知れません。
恒常性を維持する能力が高いの。
これは、人に共感する能力と同じです。
脳味噌のコミュニケーション能力ね。
お薬や、体の手術などによって、脳味噌の調節を、
ちょうど良いところに持って行くって、不可能です。
GIDや統合失調症のような病気では、
ちょうど良いところって、文化的だもん。
広島に原爆を落とすのも、
人間を、豚や牛のように殺して、食べるのも、
何百兆円のお金を使ってでも、福島の放射能を除染するのも、
どれもこれも、同じようにやってのけるって、
脳味噌を、ちょうど良いところに調節する能力みたい。
お薬や、SRS(性転換手術)では、調節できません。
多剤併用や漢方薬でも、無理と思うけれど…
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