【La Paloma】 鳩
ソプラノ : Amelita Galli-Curci
Sebastia'n Yradier 作詞作曲
Cuando sali' de la Habana
iVa'lgame Dios!
Nadie me ha visto salir
Si no fui' yo.
Y una linda Guachinanga
S'alla' voy yo,
Que se vino tras de mi,
Que si' sen~or.
Si a tu ventana llega Una Paloma,
Tra'tala con carin~o, Que es mi persona.
Cue'ntale tus amores, Bien de mi vida,
Coro'nala de flores, Que es cosa mi'a.
Ay, chinita que si'!
Ay, que dame tu amor!
Ay, que vente conmigo,
Chinita, a donde vivo yo!
古い歌ですみません。
日本で言うと、幕末生まれのスペイン人が作りました。
歌詞の内容が、紀元前5世紀の、
ペルシャのマルドニオスの、ギリシャ遠征軍の船が、
ギリシャのアトス山の沖で沈んだ時に、
白い鳩が飛び立った故事に因(ちな)んでいます。
ギリシャ人は、白い鳩を見たことがなかったので、
死んで行く兵士の愛を、故郷の恋人に伝えたと、想像しました。
ギリシャの人は、古代から、鳩を、
平和の象徴として、大切にしていました。
貨幣や彫刻の鳩は、オリーブの枝を咥(くわ)えていますけれど、
エジプト人みたいに、鳩を食べなかったのかしら。
日本では、鴨葱(かもねぎ)と言って、
鴨がお葱を咥えて来ます。
恋人に、窓辺にとまる鳩を見たら、自分の身代わりと思って欲しい。
そういう歌です。
ガリ・クルチは、日本で言うと日露戦争の時代の、
ソプラノの第一人者です。
コロラトゥーラと紹介されていますけれど、
コロコロと転がる声質でなく、リリコ・レジェロかしら。
重しや締まりのない天性の声は、模倣不可能と思います。
先週の美空ひばりの都々逸(どどいつ)は、
わたしが貼り付けると、さっそく削除になりました。
差し替えるのが面倒臭くて、やってられません。
これだけ古いレコードですと、著作権切れですから、安心。
この歌は、ハバネラですけれど、
ガリ・クルチのような奇麗な声を聞くと、踊れません。
聞き惚れて、踊る馬力が出て来ないと思います。
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