センダン 468 軟着陸

栴檀(せんだん)は双葉(ふたば)より芳(かんば)し、
って言いますけれど、
放射能のせいで、患者さんが置いてけぼりにされた双葉病院って、
大熊町だったかしら。
 
香り高いのは、白檀(びゃくだん)のことで、
日本には自生していません。
どういうわけか、日本人は別の樹木のことを、
栴檀と呼ぶようになりました。
 
カメラのなかった時代は、同定が難しかったのかしら。
日本の栴檀って、ぜんぜん香りません。
 
一緒に歩いていた女性は、桐(きり)に似ているって言うの。
ぜんぜん、似ていませんけれど、花が紫色ってところは、似ています。
 
それなら、わたしは、ジャカランダを思い出します。
葉っぱも、お花の形も、ぜんぜん違いますけれど、紫の花です。
中南米原産ですけれど、
今では、世界中の熱帯の町に、栽植されています。 
木全体が紫色になって、かなり甘い香り。
 
栴檀は、匂いがありませんから、いいのかしら。
 
 
異性装って、歌舞伎や宝塚を見ていると、わかると思いますけれど、
男でも、女でも、楽しいものなの。
それが健常です。
 
変なのは、男が、女の衣服や下着に触れたり、身に付けたりすると、
性的に気持ち良くなるのが、性欲って、
小学生の男の子でも、知っています。
それどころか、中学生の女の子でも、母親や友達から聞いて、
ちゃんと知っています。
 
それなのに、
奥さんも子供もいるMtF(male to female 男→女)の人が、
女性の衣服や下着に触れると、性欲を催すことを、
知らないと言います。
 
自分は、思春期の頃から、女物の下着を身に付けていたくせに、
女の衣服に、性欲を催さないと、主張します。
自分の心は女だから、
女物の衣服や下着を身に付けるのは、当たり前と言います。
 
ほんとに、それを確信しているように、振る舞った上で、
自分は、嘘偽(うそいつわ)りを、何一つ、言っていないと。
 
これって、ヒステリーなんですけれど、
そのまま、性腺を摘出して、
性器を変形する手術を受けるところまで、行ってしまいますから、
子供のいないGID(性同一性障害)の人でしたら、
かなり、深刻な症状と思っても、構いません。
 
昔にSRSを受けた人でも、
今も、通りすがりの見ず知らずの老人に向かって、
ボケとか、触るなとか、見るなとか、
喧嘩を売る言葉を、蒸気機関車の煙りのように、吐きながらでないと、
町を歩けない人もいます。
 
ちょっと見ただけでも、精神障害って、わかります。
知的障害を疑う人が、少なくありませんけれど、知能は優秀です。
発達障害ですけれど、比較的軽症です。
 
この人の、子供の頃には、
発達障害という言葉も、一般の人に知られていませんでした。
お母さんたちは、体の病気と、知的障害を、心配していましたけれど、
体も知能も正常なのに、
みんなと一緒のことが、できない人のいることを、
学校の先生も知りませんでした。
 
1970年代後半になって、初めて、
発達障害という病気を、小学校の先生に教えました。
 
その頃は、お医者さんも、
精神の病気の原因を、躾(しつけ)のせいと考えていました。
1950年代半ば頃から、抗精神病薬が普及しましたので、
生まれつきの、どうしようもない病気、という考え方が廃(すた)れて、
今度は、躾が出来ていないせいで、精神の病気になる、という説が、
精神科のお医者さんに、支持されるようになりました。
 
発達障害という考え方が出てきたのは、
精神の病気の人の、子供の頃の状態が、それだったからです。
知能も体も健常なのに、みんなと一緒のことが、できません。
思春期以後の、さまざな精神の病気になる人は、
知的障害や、身体障害でなく、躾が出来ていないせいでもなく、
子供の頃に、発達障害だった人の、
症状が変化したものと、考えられるようになりました。
 
この人たちが、どのようにして、思春期以後に、
統合失調症やGIDなどに、枝分かれして行くのか、
まずは、じーっと、観察しなければ、どうしようもありませんけれど、
昔からある病気なのに、
どうして、こんなことが、わからなかったのかと、
今の人は、不思議に思うかも知れません。
 
昔は、健常な人や、知的障害者や、身体障害者などが、
思春期以後の精神の病気になると、考えられていましたけれど、
子供の頃から、大人と同じ病気を発症していた人が、
一番の中核群かも知れないと、考えられていました。
 
とんでもない間違いでしたけれど、
抗精神病薬が普及するまでは、
目の前の、精神運動興奮に対処するだけで、手が一杯でした。
 
とりあえずは、今現在の緊急状態を、なんとかしなければ、
落ち着いて観察など、できるものでありません。
精神運動興奮って、緊急避難を要する症状になります。
 
おとなしくさせることは、できますけれど、
麻酔を掛けたように、眠らせているだけの人生になるのでしたら、
処刑したのと、同じになってしまいます。
 
抗精神病薬は、日常生活を営みながら、興奮だけを鎮静しますので、
画期的な治療薬でした。
そのおかげで、はじめて、
興奮しないで、落ち着いている時の、
患者さんの病気が、わかって来ました。
 
1950年代半ばに、抗精神病薬が普及しましたので、
発達障害という考え方が紹介されるまで、
わずか20年間の、観察の成果ということです。
 
抗精神病薬を投与された患者さんって、
興奮しないけれど、思考も低調になってしまいます。
これって、お薬の作用でないかと、疑われました。
確かに、お薬によって、昏迷状態をきたします。
 
でも、統合失調症の患者さんは、思春期よりも前の、子供の頃から、
打てば響くような、俊敏な受け応えが、あまりありません。
 
反対に、受け応えは迅速で、はきはきしていますけれど、
いつも喧嘩腰で、独断専行が多く、
ちっとも、人と協調しようとしなかったり…
 
こんな子供時代って、思春期以後の、
精神の病気の、素質でないかと、疑われました。
思春期以後に、精神の病気に罹(かか)るのでなく、
子供の頃の躾(しつけ)が、出来ていないからでもなく、
子供の頃に、すでに発達障害として、発症していたのでないかと。
 
たぶん、生まれつきの素質に、
それぞれの特殊な経験が積み重なって、
次々に、病的な症状をきたし、様々な症状に変化して行きます。
南極のオーロラみたいにね。
 
症状の変化している間は、まだ症状の進行する余地がありますから、
軽いと言えます。
変化しなくなり、症状の進行が、時間の止まるように、
空中に静止してくれれば良いのですけれど、
認知障害の行き止まりまで行った人は、
知能を低下させて、痴呆に至ります。
 
嫌(いや)なことを回避するために、何も知ろうとしなくなります。
自殺と並ぶ精神の病気の、最終兵器です。
 
そのほかにも、
食べない、生殖しない、なんていう症状を出す人もいます。
食べなければ死にますから、20%ぐらいの人が、
栄養不良による免疫不全によって死亡する拒食症は、
自殺の変形と言えます。
 
生殖の拒否も、世代交代をしなければ、確実に自滅しますから、
緩慢な自殺でないかと、言われています。
生殖拒否のほうが、ひょっとしたら、重症かも知れません。
 
GID(性同一性障害)を、統合失調症の前駆症状でないかと、
疑う人もいますけれど、
脳の器質的な原因や仕組みの、わかっていない文学的な分類単位に、
前駆症状もへったくれもないと、思いますけれど…
 
症状が進行すると言うのも、
結果論として、文学的に、そのように表現されるだけでして、
保護室のベッドに張り付けにされても、
毎日、気合いを入れるかのように、
叫んだり暴れたりしている患者さんが、
数ヶ月で、奇麗に治っても、不思議でありません。
 
関節リウマチって診断されて、
15年以上も、娘さんに車椅子を押させて暮らしていた母親が、
ある日、突然、立ち上がって歩き出す例など、
奇跡は、枚挙に暇(いとま)がありません。
 
名医と称する人が、
膝の関節を、掌(てのひら)で包み込んであげると、
突如として、歩けるようになります。
患者さんは、名医に抱きついて、泣いて喜びますけれど、
15年間も意地を張らずに、
15分間ぐらいに、しておけば良かったのに…
 
ほんとは、朝青龍さんがホテルに引きこもったあれです。
ヒステリーなんですけれど、今は解離性障害って、お上品に言います。
 
GID(性同一性障害)では、異性装の性欲が健常と言うのでなく、
性欲が健常って、わからないかのように、惚(とぼ)けるのが、
危ないんです。
治るまで、15年間ぐらい、軽く行きます。
 
その間に、性腺を摘出して、性器を変形して、
戸籍の性別や名前も変えてしまいますので、
名医に膝を触ってもらって、車椅子からすくっと立ち上がるようには、
うまく繕(つくろ)えないかも、知れません。
ちょっと、難しいんです、軟着陸が。
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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