栴檀(せんだん)は双葉(ふたば)より芳(かんば)し、
って言いますけれど、
放射能のせいで、患者さんが置いてけぼりにされた双葉病院って、
大熊町だったかしら。
香り高いのは、白檀(びゃくだん)のことで、
日本には自生していません。
どういうわけか、日本人は別の樹木のことを、
栴檀と呼ぶようになりました。
カメラのなかった時代は、同定が難しかったのかしら。
日本の栴檀って、ぜんぜん香りません。
一緒に歩いていた女性は、桐(きり)に似ているって言うの。
ぜんぜん、似ていませんけれど、花が紫色ってところは、似ています。
それなら、わたしは、ジャカランダを思い出します。
葉っぱも、お花の形も、ぜんぜん違いますけれど、紫の花です。
中南米原産ですけれど、
今では、世界中の熱帯の町に、栽植されています。
木全体が紫色になって、かなり甘い香り。
栴檀は、匂いがありませんから、いいのかしら。
異性装って、歌舞伎や宝塚を見ていると、わかると思いますけれど、
男でも、女でも、楽しいものなの。
それが健常です。
変なのは、男が、女の衣服や下着に触れたり、身に付けたりすると、
性的に気持ち良くなるのが、性欲って、
小学生の男の子でも、知っています。
それどころか、中学生の女の子でも、母親や友達から聞いて、
ちゃんと知っています。
それなのに、
奥さんも子供もいるMtF(male to female 男→女)の人が、
女性の衣服や下着に触れると、性欲を催すことを、
知らないと言います。
自分は、思春期の頃から、女物の下着を身に付けていたくせに、
女の衣服に、性欲を催さないと、主張します。
自分の心は女だから、
女物の衣服や下着を身に付けるのは、当たり前と言います。
ほんとに、それを確信しているように、振る舞った上で、
自分は、嘘偽(うそいつわ)りを、何一つ、言っていないと。
これって、ヒステリーなんですけれど、
そのまま、性腺を摘出して、
性器を変形する手術を受けるところまで、行ってしまいますから、
子供のいないGID(性同一性障害)の人でしたら、
かなり、深刻な症状と思っても、構いません。
昔にSRSを受けた人でも、
今も、通りすがりの見ず知らずの老人に向かって、
ボケとか、触るなとか、見るなとか、
喧嘩を売る言葉を、蒸気機関車の煙りのように、吐きながらでないと、
町を歩けない人もいます。
ちょっと見ただけでも、精神障害って、わかります。
知的障害を疑う人が、少なくありませんけれど、知能は優秀です。
発達障害ですけれど、比較的軽症です。
この人の、子供の頃には、
発達障害という言葉も、一般の人に知られていませんでした。
お母さんたちは、体の病気と、知的障害を、心配していましたけれど、
体も知能も正常なのに、
みんなと一緒のことが、できない人のいることを、
学校の先生も知りませんでした。
1970年代後半になって、初めて、
発達障害という病気を、小学校の先生に教えました。
その頃は、お医者さんも、
精神の病気の原因を、躾(しつけ)のせいと考えていました。
1950年代半ば頃から、抗精神病薬が普及しましたので、
生まれつきの、どうしようもない病気、という考え方が廃(すた)れて、
今度は、躾が出来ていないせいで、精神の病気になる、という説が、
精神科のお医者さんに、支持されるようになりました。
発達障害という考え方が出てきたのは、
精神の病気の人の、子供の頃の状態が、それだったからです。
知能も体も健常なのに、みんなと一緒のことが、できません。
思春期以後の、さまざな精神の病気になる人は、
知的障害や、身体障害でなく、躾が出来ていないせいでもなく、
子供の頃に、発達障害だった人の、
症状が変化したものと、考えられるようになりました。
この人たちが、どのようにして、思春期以後に、
統合失調症やGIDなどに、枝分かれして行くのか、
まずは、じーっと、観察しなければ、どうしようもありませんけれど、
昔からある病気なのに、
どうして、こんなことが、わからなかったのかと、
今の人は、不思議に思うかも知れません。
昔は、健常な人や、知的障害者や、身体障害者などが、
思春期以後の精神の病気になると、考えられていましたけれど、
子供の頃から、大人と同じ病気を発症していた人が、
一番の中核群かも知れないと、考えられていました。
とんでもない間違いでしたけれど、
抗精神病薬が普及するまでは、
目の前の、精神運動興奮に対処するだけで、手が一杯でした。
とりあえずは、今現在の緊急状態を、なんとかしなければ、
落ち着いて観察など、できるものでありません。
精神運動興奮って、緊急避難を要する症状になります。
おとなしくさせることは、できますけれど、
麻酔を掛けたように、眠らせているだけの人生になるのでしたら、
処刑したのと、同じになってしまいます。
抗精神病薬は、日常生活を営みながら、興奮だけを鎮静しますので、
画期的な治療薬でした。
そのおかげで、はじめて、
興奮しないで、落ち着いている時の、
患者さんの病気が、わかって来ました。
1950年代半ばに、抗精神病薬が普及しましたので、
発達障害という考え方が紹介されるまで、
わずか20年間の、観察の成果ということです。
抗精神病薬を投与された患者さんって、
興奮しないけれど、思考も低調になってしまいます。
これって、お薬の作用でないかと、疑われました。
確かに、お薬によって、昏迷状態をきたします。
でも、統合失調症の患者さんは、思春期よりも前の、子供の頃から、
打てば響くような、俊敏な受け応えが、あまりありません。
反対に、受け応えは迅速で、はきはきしていますけれど、
いつも喧嘩腰で、独断専行が多く、
ちっとも、人と協調しようとしなかったり…
こんな子供時代って、思春期以後の、
精神の病気の、素質でないかと、疑われました。
思春期以後に、精神の病気に罹(かか)るのでなく、
子供の頃の躾(しつけ)が、出来ていないからでもなく、
子供の頃に、すでに発達障害として、発症していたのでないかと。
たぶん、生まれつきの素質に、
それぞれの特殊な経験が積み重なって、
次々に、病的な症状をきたし、様々な症状に変化して行きます。
南極のオーロラみたいにね。
症状の変化している間は、まだ症状の進行する余地がありますから、
軽いと言えます。
変化しなくなり、症状の進行が、時間の止まるように、
空中に静止してくれれば良いのですけれど、
認知障害の行き止まりまで行った人は、
知能を低下させて、痴呆に至ります。
嫌(いや)なことを回避するために、何も知ろうとしなくなります。
自殺と並ぶ精神の病気の、最終兵器です。
そのほかにも、
食べない、生殖しない、なんていう症状を出す人もいます。
食べなければ死にますから、20%ぐらいの人が、
栄養不良による免疫不全によって死亡する拒食症は、
自殺の変形と言えます。
生殖の拒否も、世代交代をしなければ、確実に自滅しますから、
緩慢な自殺でないかと、言われています。
生殖拒否のほうが、ひょっとしたら、重症かも知れません。
GID(性同一性障害)を、統合失調症の前駆症状でないかと、
疑う人もいますけれど、
脳の器質的な原因や仕組みの、わかっていない文学的な分類単位に、
前駆症状もへったくれもないと、思いますけれど…
症状が進行すると言うのも、
結果論として、文学的に、そのように表現されるだけでして、
保護室のベッドに張り付けにされても、
毎日、気合いを入れるかのように、
叫んだり暴れたりしている患者さんが、
数ヶ月で、奇麗に治っても、不思議でありません。
関節リウマチって診断されて、
15年以上も、娘さんに車椅子を押させて暮らしていた母親が、
ある日、突然、立ち上がって歩き出す例など、
奇跡は、枚挙に暇(いとま)がありません。
名医と称する人が、
膝の関節を、掌(てのひら)で包み込んであげると、
突如として、歩けるようになります。
患者さんは、名医に抱きついて、泣いて喜びますけれど、
15年間も意地を張らずに、
15分間ぐらいに、しておけば良かったのに…
ほんとは、朝青龍さんがホテルに引きこもったあれです。
ヒステリーなんですけれど、今は解離性障害って、お上品に言います。
GID(性同一性障害)では、異性装の性欲が健常と言うのでなく、
性欲が健常って、わからないかのように、惚(とぼ)けるのが、
危ないんです。
治るまで、15年間ぐらい、軽く行きます。
その間に、性腺を摘出して、性器を変形して、
戸籍の性別や名前も変えてしまいますので、
名医に膝を触ってもらって、車椅子からすくっと立ち上がるようには、
うまく繕(つくろ)えないかも、知れません。
ちょっと、難しいんです、軟着陸が。
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