【バスストップ】
歌 : 平浩二
リクエストがありましたので、日本の歌です。
ＳＲＳ（性転換手術）を受けてから、
お医者さんと恋をして、
カミングアウトをした途端に、振られたそうです。
東京と大阪の、高速道路が開通した頃でしたので、
バスに乗って、何度も逢（あ）いに行きました。
失恋後３年間も、気持ちがあさってだったと言います。
ＧＩＤ（性同一性障害）は、
発症してから、少なくと１０年間ぐらい、
上（うわ）の空ですから、
ＳＲＳの数年後の、失恋のせいで３年間というのは、
相場です。
一生、あさってのままの人もいます。
でも、お医者さんが気づかずに、ＧＩＤと恋愛するって、
どれほど、うちの患者さんが、
体質的に、異性に似ていたか、と言うより、
どれほど、精神の病気に、
罹（かか）っているお医者さんが多いか、
という気がします。
職業病と言えないこともないけれど、
お医者さんの近親者って、精神の病気が多いみたい。
抜け駆（が）けをして、いい成績をとって、
うっとりとする気持ちと、
孤立して、精神の病気になる気持ちとは、
ほとんど同じです。
そのくせ、
ＧＩＤを褒（ほ）めそやすマスコミみたいな人や、
津波に洗われる土地に、家を建てて、
逃げずに流される人みたいに、
トランス状態になって死んで行く人も、
精神の病気に、そっくりです。
これを書くと、怒られるけれど、
健常な人が、ＧＩＤのパートナーになることは、
まず、ありません。
発症前の配偶者が、離婚をせずに、
患者さんの世話をしてあげることが、
たまに、ありますけれど…
ＧＩＤの患者さんのほうが、拒否することも、
よくあります。
兄弟姉妹として暮らして行きたいと、
虫の良いことを言う患者さんもいます。
心の性別を訴えたり、
心と体の性別が一致しないと言ったり、
性自認やジェンダーが、体の性別と違うと言ったりして、
性転換をしたいと言い出すのは、
いわゆる無能力者や廃人に、近づいて行く精神の病気の、
色々な症状の組み合わせの、一つのタイプです。
認知障害が知能に及ぶと、
診断名としては、統合失調症のほうが、
良いかもしれませんけれど、
御本人の望み通りのほうが、多いと思います
どうせ、急性症状の興奮を鎮める以外に、
抗精神病薬は効きません。
生活保護や障害年金を受けたい人は、
統合失調症のほうが有利です。
GIDが統合失調症になっても、ほとんど興奮しませんから、
抗精神病薬は、あまり意味がないの。
性転換をしたいと言い、初めて受診した時や、
カミングアウトをした時や、ホルモンを始めた時や、
SRSを受けた時などが、いちばん興奮しているぐらいです。
じわじわっと進行する認知障害のせいで、
やがて、嫌（いや）なことは、
見ざる、聞かざる、言わざるに、なります。
GIDを発症する前の、元の鞘（さや）に、
戻ったようなものです。
障害が知能に及ぶ人も、少なくありません。
長期間になると、おそらく回復不能です。
GIDの治癒は、発症後２５年間ぐらいが、
タイムリミットかしら。
治る傾向の出て来なかった人は、
生涯、精神の病気と、
仲良くやって行く生き方が、良いと思います。
GIDのままの人は、ごく僅かで、
ほとんどの人は、
他の精神障害の症状が、目立って来ます。
波風（なみかぜ）を立てずに、
あさってのまま、何かの病気で死ねれば、
幸せかも知れません。
夢のように生きた人として、記憶に残るでしょう。
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