※ゆんフリー写真素材集ってサイトの、朱鷺（とき）の写真です。
ある人が、こう言うの。
GID（性同一性障害）って、絶滅危惧種なので、
とりあえずは、ジェンダーなんか、どうでもよく、
佐渡の朱鷺みたいに、特別天然記念物に指定して、
空を飛べるぐらいの、大きな籠（かご）に入れて、
計画的に繁殖させて、個体数を増やす必要があるそうです。
現在のような治療法では、近い将来、必ず絶滅すると、
その人は言います。
わたしは、GID医療って、優生医療だから、間引くのが目的と思うの。
子供のいないGIDのSRS（性転換手術）は、
近いうちに、なくなると思います。
生殖拒否の精神症状を理由に、断種を実施するのは、
急に寒くなり、風が強かったので、
久しぶりに、手が悴（かじか）みました。
おとつい（2010年10月24日）の記事の、コメント欄に、
シャカムニのことを少し、書いておきました。
性分化疾患の精神症状としての、性欲欠如は、
古くから、俗に、シャカムニと言われて来ました。
男の子として育てられ、
体質的に、女性的な体つきや、顔つきでしたら、
膣と、女性器の外観の形成手術と、女性らしい生活により、
性欲を催すようになります。
第二次世界大戦後に、初めて知られました。
外科手術によって、精神症状まで治るのですから、
抗生物質や、エストロゲン剤の威力は、驚異的と思われました。
性欲が無いのは、性欲を自覚できないのと、ほぼ同じ意味ですが、
子供の頃に、活発に暮らせたにもかかわらず、
思春期以後に、徐々に、社会から阻害されて、
孤立して、高い確率で自殺します。
既遂だけで、50％を超えると言われています。
抑鬱症状がなく、明らかにうつ病と異なるにもかかわらず、
人生や社会や、自分や他人の心が、
モノクローム（白黒）の世界に感じられ、音楽が失われます。
思春期以後に、御本人は、自然の成り行きのように、自覚しています。
人間の営為が、生殖のためにあると、はっきりと見えて来ます。
崇高な哲学や、機械のようなお仕事も、色欲にすぎない、とね。
人生なんて、お笑い草と思っているのに、御本人は笑いません。
男女の営みや、娯楽や芸術や、家庭や社会の存在だけでなく、
子供の成長や、衣食住の算段や、日常の家事や、つらい力仕事や、
苦しい闘病生活や、お葬式や数学や宇宙船の設計に至るまで、
人間の文化と生活と心のすべてが、
性欲まる出しの、ストリップの舞台に見えて来ます。
性欲って、透明なガラスの中の、機械だそうです。
はっきりと見えているのに、手を出せません。
子供の頃は、知らずに暮らしていましたが、小学５年生頃から、
世界が、ガラスの中の出来事のように、見えて来ます。
秋が深まるように、心が冷めて、老熟するの。
はじめは、ニンジンに釣られた馬を、せせら笑うように、
人の心や、社会の浅はかさを、鼻であしらっていましたが、
そのうちに、いつまでも、透明人間のように、見ているだけの自分が、
淋しく、哀れに感じられます。
人を恋しくなっても、性分化疾患の自分には、恋愛ができません。
世界の色や、人の心が、白黒映画になり、
やがて音楽がなくなり、言葉もなくなり、
最後は、動きもなくなって、自分のほうが、自殺します。
自分よりも若い人たちが、子供を育てる年齢になると、
シャカムニの人たちは、人生の幕を閉じます。
うつ病のお薬は、効きません。
でも、MtF（male to female）の、SRS（性別再判定手術）を受けて、
異性装をして、女性に成り済まして暮らすと、
性欲を自覚できるようになり、世界が色気と音楽を取り戻します。
活気に満ち溢れて、楽しく生きることが、できるようになります。
わたしは、1970年代の初め頃に、
はじめて、シャカムニの人たちの、SRSを知りました。
性分化疾患でない人にも、
シャカムニと同じような、性欲欠如の精神症状を持つ人がいて、
性転換手術を受けると、治る人がいますので、
やはり、シャカムニと言われています。
おとついの記事のコメント欄に、少し書いておきました。
アセクシャルの人が、このブログを読んでくれているかもしれないので、
お知らせしておきます。
アセクシャルの、アは、アルファベットの、最初のＡで、
否定や無や、ごく少量を表します。
中近東やインドや中国などの、古代文明に共通の意味です。
日本の明覚（みょうがく）という人の、
あいうえおの五十音も、最初は、あです。
いろは歌は、色で始まりますけれど、
アセクシャルは、生殖拒否の、色気の無い意味です。
いろは歌って、エッチと思いません？
でも、冷めています。
色は匂（にほ）へど 散りぬるを
我が世誰そ 常ならむ
有為の奥山 今日（けふ）越えて
浅き夢見し 酔（え）ひもせず
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