あの日にかえりたい 0058 鶴丘八幡宮の銀杏

倒れている銀杏の写真に、著作権フリーのはないと思うので、
 
今年の2月4日に、鎌倉の鶴丘八幡宮の銀杏(いちょう)のことを書きました。(0021)
今月の3月10日の、霙(みぞれ)混じりの強風に、
根こそぎ、抜けるように倒れたそうです。
わりと生き生きとした根が残っていたらしく、
今日3月15日に、植え替えのために地上4mの高さで切断した、というニュース記事を見ました。
剥き出しになっている根を、すぐ傍らの位置に移植するそうです。
 
叔父の3代将軍源実朝を暗殺した公暁が、
この銀杏の後ろに隠れたという伝説があり、隠れ銀杏と言われていました。
わたしのブログでは、1月21日の海浦(うみのうら)の記事でも、
銀杏の木のことを書きました。(0001・・ブログ最初の記事)
 
イチョウは、苔や羊歯(しだ)のように、精子が泳ぐのを、
絵描きの平瀬作五郎さんや、ソテツの池野成一郎さんが発見したので有名です。
羊歯や苔のようにと言っても、イチョウは種子植物の裸子植物ですから、
4月に、雄株のイチョウの花粉が風に飛び、雌株のイチョウの胚珠に付着します。
 
裸子植物ですから、胚珠は剥き出しです。
雌花を見て、雌株と知るほかありませんが、
鎌倉の隠れ銀杏は、雄株でした。
 
    ※ここに雌株と書いていましたが、
     ほんとは雄株だったので、訂正します。
     間違いの情報源は、新聞社の記事と思いますが、
     忘れた・・・(2010.4.2)
 
植物では、ソウ類は水の中、コケ類には湿っぽい環境が必要です。
シダ類になると、かなりの乾燥にも耐えられるようになります。
体の湿気を維持するために、湿気を保存する容器のように、体を改造しました。
海や川から離れて、水から遠い内陸部でも、成育できるようになりましたが、
まだ生殖は、水の豊富な自然環境に依存していました。
 
種子植物になると、一時的に水がなくても、
体の中に蓄えられた水分だけで、生殖できるようになりましたが、
裸子植物の中でも、イチョウやソテツは、
まだ、生殖の仕組みに精子を使っていましたので、
精子が泳いで行くだけの液体の海が、体の中に必要でした。
動物に似ていないこともありません。
 
人間でも、お母さんの子宮だけでなく、お肌が乾燥すると、酷いことになります。
両生類のように、ぬるぬるに湿っているほうが、健康的かも。
同性愛の人は、ぬるぬるの粘膜を好む傾向があり、
精神障害者にも、糞尿や粘膜に執着する人が少なくありません。
 
年齢が若いほど、人は湿気のある環境を必要とします。
成長って、生物の進化の歴史を、
もう一度、受精卵から、やり直しているみたいでしょう?
早い時期の、病的なトラブルを、引きずっている人ほど、
湿気にこだわる症状が出やすくなるのは、当然です。
 
     イチョウのことは、弥生坂から東京大学を経て、思い出しました。
     機動隊に包囲されていた頃の、
     安田講堂前の銀杏並木に、思いを馳せていると、
     鎌倉の隠れ銀杏のニュースが、自然に目に止まりました。
     弥生坂は、つい先日、久しぶりに歩いたばかりです。
 
     この歌が好きと言うわけではありませんが、
     ボサノバが嫌いと言うわけでもありません。
     歌詞の意味が、欧米のフォークソングやジャズに似て、
     日本のありきたりの演歌から離れています。
     発声が聞き取りやすく、すんなりと心に入って、出て行きます。
 
     たぶん、ヒットした頃はアメリカにいて、
     わたしは、ジャズに首ったけの日々でした。
     アメリカの生活に慣れてくると、
     ハリウッドの台詞や、キリスト教の聖書の言葉を使って、
     英語を喋れるようになりました。
     今は、万葉集や新古今集などのほうが、心に残っています。
 
     隅田川に掛かる言問橋(ことといばし)から、
     東京大学の農学部と工学部の間の坂を通って、
     本郷通りとの交差点までを、言問通りと言うそうです。
 
     在原業平の、
 
          名にしおはば いざ言問わん 都鳥 
              わが思う人は ありやなしやと (伊勢物語)
 
     に因んだそうですが
     ビデオの左奥の煉瓦色の建物が、東京大学の工学部の建物ですので、
     隅田川から、かなり離れています。
 
     坂の下に、江戸幕府の射撃場があったので、鉄砲坂とも言いますが、
     付近の貝塚から、土師器(はじき)に似た赤焼きの、
     古墳時代以前の土器が出たので、
     この町の名前から、弥生式土器と言われるようになりました。
     弥生坂のほうが、よく知られているかも知れません。
     この坂を登り切ると、本郷通りと交差します。
 
     在原業平は、うちの御先祖さまの一人らしいのですが・・・
     昔よく通った道ですので、わたしには、なつかしい坂道です。
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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