山茱萸を、日本の山で見たことがありません。
朝鮮半島や中国大陸に、自生しているそうですが、
漢方薬の原料として、日本に輸入されて、
栽培されています。
滋養強壮になるそうですが、効くとは思えませんから、
迷信と健康保険を使い、製薬会社に、
政府が税金を流しています。
法律に規定されていますから、犯罪でありませんが、
悪徳に近い。
人間のすることは、みな、そうですが。
治す手立てのない患者さんに、
「治す方法がないから、もう来なくてよろしい、」と
言うのも、無慈悲かも知れませんが、言うべきでしょう。
合理的に判断したくない患者さんや、
迷信に頼る患者さんも、少なくありませんから、
漢方薬を処方して、心を繋ぎ留めて置くのも、
手かも知れませんが、
医師の診断や処方が、最も不合理だったら、困ります。
事実や論理を測る尺度に、信頼性がありませんから、
安心ですが。
山茱萸の実は、花托が膨らみ、果実を覆うので、
偽果と言われますが、
花びらの付け根よりも下に、
子房を持つ子房下位の被子植物は、
ミズキ科だけでなく、バラ科の林檎や梨などでも、
受粉以前から、すでに花托に包まれているのが、
普通です。
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