ヒマラヤシーダーの雄花序と毬果 0003 彼女(雌花序)を見たい

ヒマラヤシーダーは、
 
その名の通りに、ヒマラヤ原産ですが、
 
欧米や日本などの、温帯や暖帯の公園や街路に、
 
ごく普通に栽植されています。
 
 
雌雄同株の雌雄異花で、
 
いま、盛んに咲いている雄花序は、簡単に見られますが、
 
雌花序のほうは、5mmほどと小さく、
 
なかなか見られません。
 
 
私は、花咲く頃の、ヒマラヤシーダーの雌花序を、
 
撮影したことがありませんので、掲載できません。
 
 
受粉して、咲き終わると、実になり、
 
来年の6月頃までに、
 
松ぼっくりに似た毬果が、8cmぐらいに育ちます。
 
 
あたり前ですが、いまの雄花序は、毬果になりません。
 
実を結ぶのは、♀だけです。
 
 
その後は、紫色に熟して、
 
来年の今頃に、種を飛ばした後の、崩れた毬果の断片が、
 
地面に落ちているかも知れません。
 
 
枯れた松ぼっくりの形は、枝や地面に残りませんので、
 
残骸を見つけた人は、頭が悪くない。
 
 
雄花序のほうは、いま、咲き終わると、
 
茶色に枯れて、地面に落ちてから、
 
風に吹き飛ばされて、土に返ります。
 
 
ヒマラヤシーダーなんて、公園の樹木ですから、
 
つまらないと、お思いでしょうが、
 
それを写真に撮る私は、もっと、つまらない人間かも。
 
 
そのブログを読む人は、どんな人かと、
 
私は想像しません。
  
 
 
 
 

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