鎌倉 1658

鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)の、
南の正面の参道を、
段葛(だんかづら)と、言いますが、
周囲よりも1段高い道ですので、
段の意味は、簡単です。
 
葛(かづら)の語源が、不明です。
 
昔の鎌倉の町の、メインストリートですが、
山を切り開いて、作った町ですので、
雨が降ると、水が集まり、川になりました。
 
事実上の首都ですから、具合悪い。
石を並べて、基礎を作り、
土を盛り上げて、堤防を作る要領で、
1段高く、新しい道を作りました。
 
葛石(かずらいし)は、
屑石(くずいし)のことです。
 
どろどろの土に、
無茶苦茶に、石ころをぶちこんでも、
ぐにゃぐにゃになるだけで、
固くしっかりと、締(しま)りません。
 
建物の基礎を作るには、
穴を掘り、石を、奇麗に並べて入れます。
 
それも、川石の丸いのは、
土の中で、動き易(やす)く、
山の崩れた石や、切り石の破片などの、
鋭い形のほうが、締(しま)り易い。
 
割栗石(わりぐりいし)ですが、
ようするに、
石切場(いしきりば)の屑石(くずいし)です。
 
穴を掘り、こいつを並べて、
隙間を、砂利で埋めてから、
その上に、大きな岩を置き、建物の礎石としました。
礎石の上に、柱を立てますから、しっかりとします。
 
関西空港の地盤沈下や、
東日本地震の液状化だけでなく、
堤防の土が、激流に攫(さら)われるのも、
避けなければ、いけません。
 
葛(かずら)は、葛(くず)ですが、
蔓(つる)性ですから、絡(から)み付きます。
そうでなければ、いけません。
 
この参道を、段葛(だんかづら)と呼ぶのは、
江戸時代からの、最近のことらしく、
もしかしたら、単に、道を高くしただけでなく、
割栗石を、何段にも、積み重ねたのかも、
知れません。
 
道を作ったのは、鎌倉時代ですが、 
徳川政権は、川の付け替え工事が、得意でしたので、
堤防を作る技術にうるさく、
現代の土木用語の多くが、江戸時代の初めに、
定義されたようです。
 
桜の紅葉(もみじ)は、もう、遅かったのかしら。
 
横須賀から鎌倉まで、
片道が、1時間ちょっとですので、
よく歩きます。
 
横須賀の街は、三浦半島の東側ですが、
西側の相模湾側まで、横須賀市です。
 
三浦市や葉山町まで、暇があれば、歩きますが、
三浦半島の西の付け根が、逗子市で、
その西隣りが、鎌倉市です。
 
鎌倉まで歩くと、往(い)き帰りの、どちらかに、
電車を使えますので、雨の日に、便利です。
 
写真の右奥に、JRと江ノ電の、鎌倉駅があり、
背中が、鶴岡八幡宮です。
 
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精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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