ただの水木(みずき)の実です。
花水木(はなみずき)や
土佐水木(とさみずき)などの、
花の奇麗な、ミズキと名のつく樹木が、
ミズキ科には、一杯ありますが、
ただの水木は、これ。
小さな花を、密集させて、
群がるように、たくさん咲かせますが、
実が成ると、こんな感じ。
実の数が、少ない気がしますが、
オリジナルサイズの写真を見ると、
全体の1/3未満しか、残っていません。
鳥に、食べられたのでしょうか。
水木(みずき)の花の美しさは、
日本人の、集団の均斉に、似ています。
殺し合いをしないで、
耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ社会ですから、
あほの美しさです。
わたしは、水木が好きです。
別に、妖怪が好きというわけで、ありませんが、
うちのお父さんも、
軍隊で、勝手なことをしていたので、
捕虜の時に、小隊長や中隊長に、
もうすぐ帰れるのだから、
問題を起こさないでくれと、頼まれたそうです。
お父さんは、
全員が銃殺されると、思っていました。
日本に帰れたので、蒋介石は偉い奴だと、
死んでも、尊敬していました。
彼は、論語の以徳報怨を、掲げました。
日本兵の早期帰国と、対日賠償の放棄を、主張して、
日本の分割統治に反対しました。
*** ***
0コメント