ホルトノキ 1237 ロマンティックな性転換 

ホルトノキは、日本原産ですけれど、
まるで、ポルトガル産の樹木のような、和名がついています。
ホルトは、ポルトガルの意味です。
 
学名 Elaeocarpus sylvestris の、属名が、
オリーブの実という意味です。
 
ホルトノキ科のホルトノキは、
直接には、モクセイ科のオリーブと、関係ありませんが、
たしかに、オリーブにそっくりの実が付きますから、人騒がせです。
 
西日本に自生していますが、東京の街路樹に使われています。
 
花びらの先端のフリンジが、糸のような飾りに見えますので、
花が咲いていれば、間違うことはありません。
 
初夏から夏にかけて、葉の交代する常緑樹ですが、
古い葉が、一枚ずつ紅葉して、思い思いに落葉しますので、
よく目立ちます。
 
山桃(やまもも)にそっくりの、葉の形です。
 
        ***          ***
 
ヨーロッパのロマンティックな時代って、
中世の終わりに、イスラム教国から錬金術が伝わると、
キリスト教の修道会が、
資金を融通するための、金融業を始めました。
 
十字軍の戦争をしていた宗教家たちが、中世の修道会です。
この人たちが、領主からお金を徴収して、産業に投資をしたの。
 
今でも、フリーメーソンってのが、残っていますけれど、
キリスト教が、中世の同業者組合に、
内緒の資金を融通して、産業の規模が大きくなり、
職人が、工場に雇われて、囲い込まれました。
 
まだ、機械化されずに、
マニファクチュアと言われる工場制手工業ですけれど、
大航海時代には、
原料や製品などを、外国と取引しましたので、生産量が増えました。
 
イスラム諸国の錬金術って、物理化学と同じようなものですが、
ギリシャやイタリアだけでなく、北アフリカやスペインを経由して、
ヨーロッパに伝わりました。
 
修道会は、中世の十字軍の時も、戦争を経営していましたけれど、
近世になると、ユダヤ人の金融業の真似(まね)をして、
不労所得を稼ぎました。
 
修道院に立て籠る宗教家たちが、
働かずに、食べなければいけません。
戦争が終わり、平和になれば、お金を貸して、凌ぎました。
どうせ、領主から徴収したお金ですが…
 
宗教家は、同性愛者がほとんどですから、
現代のLGBT(レズ・ホモ・バイ・トランスジェンダー)や、
GID(性同一性障害)の人たちの魂胆と、同じです。
 
ヨーロッパ人は、肉食のくせに、
草食のインド人のように、お肉に、インドの香辛料を滲み込ませて、
長期保存しました。
 
別に、インドの香辛料でなくても良いと、思うのですが、
ヨーロッパ人は、インドに拘(こだわ)りました。
ほんとは、香辛料って、殺菌効果がありませんから、
香りだけの趣味なのに…
 
家畜を殺すと、家族で食べきれない量のお肉になりますから、
保存食に加工しなければ、いけません。
自家製ですと、安上がりです。
 
人間の死体を、香辛料に漬けてから、乾燥させて、
ハムにするという発想は、ありませんでした。
 
人間を食べないのは、すごく宗教的な習俗ですが、
腐ったお肉や焼肉の臭(にお)いって、人間も動物も、同じです。
 
若い頃にインドに行くと、
まだ、ガンジスの河原に、薪(まき)を積み上げて、
人間の死体を焼いていました。
 
スーダンの南北戦争の頃も、
人間の手で、死体を運んで、燃やしました。
臭(くさ)いのは、すぐに慣れましたけれど、すごく重いの。
 
生きている牛よりも、たくさんの数の死体を見ると、
食べたほうが、合理的なのにと、いつも思いました。
もったいない気持ちになります。
 
新鮮なうちに、お肉に処理すれば、大丈夫ですけれど、
人間同士ですと、病気になり易(やす)く、
病原生物や、異常なプリオンなどを、しっかりと殺して除去して、
新しく増えないように、長期保存の研究を、
平和なうちに、やって置かなければいけないと、感じました。
 
生きている人間が、人間の死体を食べずに、捨ててしまう習慣って、
すごく原始的で、野蛮です。
 
ヨーロッパ人は、その気持ちが強かったのかしら。
キリスト教の宗教家たちが、香辛料に投資しました。
 
大航海時代ですから、香辛料を求めたのに、
アフリカやインドやインドネシアや新大陸などの
植民地を入手しましたから、大成功でした。
 
次は、商売に投資をして、販路を拡大します。
イスラム教徒に握られていた貿易の旨味(うまみ)を、
植民地を通じて知りましたので、内需中心の生産様式をやめて、
貿易のための、商業生産が必要になりました。
マニファクチュアから産業革命に至る時代です。
 
商売の範囲が、町だけから、絶対主義王朝の領土になり、
植民地に広がりました。
広い領土を脅迫するための、強い常備軍が必要でしたので、
トルコの真似(まね)をしましたけれど、
鉄砲の使用により、飛躍的に凶暴になりました。
 
職人を囲い込み、工場を作るための資金を、修道会が融通しました。
フリーメーソンって、その名残(なご)りの秘密結社みたい。
キリスト教が融資をして、
職人の親方が、若い職人を囲い込み、工場でこき使いました。
 
製品を、植民地に売りましたから、キリスト教はボロ儲けです。
東インド会社という名前の軍隊を作り、
イスラム教徒を、大量に殺しました。
 
ヨーロッパの絶対主義王朝の経営が、上手く行きましたので、
産業革命の資金を作ることができました。
 
錬金術の成果は、鉄砲の製作ですけれど、
オスマントルコは、常備軍を作り、鉄砲を装備しましたので、
イスラム世界を、広く支配しました。
 
ヨーロッパは、その真似(まね)をして、
絶対王政と大航海による植民地を獲得しました。
 
トルコ人は、船の知識がなく、
インド洋沿岸の港町を経営していたのは、インド人でしたが、
キリスト教徒は、海に造詣(ぞうけい)が深く、
鉄砲を使い、植民地を獲得しました。
 
ヨーロッパ人は、セルジュクトルコと戦った十字軍の時代から、
オスマントルコの常備軍や鉄砲を模倣した時代まで、
一貫して、修道会が、殺し合いを指揮していました。
 
ギリシャ・ローマやノルマンの伝統がありましたから、
船と保険に強く、常備軍と鉄砲を、いち早く導入するために、
金貸しに転じて、植民地を経営しました。
目先が利いていました。
 
豊臣秀吉も、そうでした。
火縄銃の鉄砲って、軍隊が利用するには、チームプレイが必要なの。
日頃から、練習していなければ、使えません。
 
当時の日本の軍隊は、鉄砲の扱い方が上手(うま)く、
東南アジアでも、ヨーロッパの軍隊よりも、強かったので、
豊臣秀吉は、世界を征服できると、確信しました。
手始めに、朝鮮中国を、やっつけてやろう。
 
でも、朝鮮に、いちころに負けました。
徳川家康って人は、それを見て、負けるのは当たり前と思いました。
見ず知らずのよそ者に、家族を殺されて、自分の田畑を奪われて、
言うことを聞く馬鹿がいますか。
 
火縄銃って、鉄砲隊を、何段にも並べなければ、使えませんから、
大規模な戦場でしか、役に立ちません。
日頃の小競り合いや、あちこちの村の運営に、
一々、鉄砲隊を動員して、張り付かせるわけに行きません。
 
負けるのに決っているのにって、徳川家康は思いましたので、
徳川政権は、それぞれの村や町や職場などの統治を、
それぞれの現場の人に、委(ゆだ)ねました。
 
頭(かしら)を間接的に束ねるだけで、
直接には、現場を統治しませんでした。
火縄銃の性能や使い方からして、それが限界でした。
 
ヨーロッパも、そう。
火縄銃が、普通の鉄砲になった頃に、
広範囲の直接統治が可能になり、産業革命が起こりました。
ルイ16世やマリー・アントワネットの首を落として、
近代になりました。
 
産業革命って、蒸気を使いましたから、
鉄砲の真似(まね)をして、
柳の下の、二匹目の泥鰌(どじょう)を、狙いました。
 
どれだけ大量に、緻密に人殺しができるかによって、
支配の仕方や、産業や技術や、流行が変わりました。
殺して生んで、自分の子孫ばかりに、世界の遺伝子を入れ替えます。
 
コンピュータって、戸籍制度と同じですから、
世界中のGID(性同一性障害)を、
ちゃんと選択して、全滅させることができます。
 
役所や病院に行くと、コンピュータに記録されますから、
原爆よりも、遥かに危険です。
 
鉄砲や原爆やコンピュータなどを壊して、
生殖を自由にしなければ、個人主義って、あり得ないのに、
GIDの人たちは、自分の体のほうを壊して、生殖をしません。
 
ロマン主義は、近世や近代のヨーロッパに、流行しました。
キリスト教の修道会が、イスラム教徒の真似(まね)をして、
常備軍を作り、鉄砲を装備しました。
ユダヤ人の真似(まね)をして、金貸しになり、
絶対王朝を作り、植民地を経営して、職人を囲い込み、
蒸気機関を作りました。
 
ギロチンが、人間の首を落としたみたいに、
運命が、個人の命を左右すると、考えました。
 
人間の個体は、自然や社会の中で生きている、とするのが、
ロマンティックな考え方の図式です。
自然や社会が、個体の運命を決めます。
 
そういうふうにしか見ることのできない個体ばかりが、繁殖をして、
そうでない個体が殺されて、絶滅しただけなのに…
 
論理や空間や時間などの、エステティックな判断を、
変更不能なプログラムとして、生まれついた人たちは、
もしかしたら、原爆や鉄砲やコンピュータなどと一緒に、
絶滅すべき人たちかも知れません。
 
わたしは、性転換をした人たちって、
コンピュータに捕捉されずに、生殖を自由にして、
生きなければいけないと思っています。
 
性腺がなくても、大丈夫ですから、遺伝子を殖やして、
文化というプログラムを、変更してください。
 
 
 
 
 
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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