白鷺(しらさぎ)属の、小鷺(こさぎ)です。
大鷺(だいさぎ)や中鷺(ちゅうさぎ)も、白鷺ですけれど、
指が黄色いので、これは小鷺(こさぎ)です。
GID(性同一性障害)って、
性転換をしたい人が、お医者さんに付けてもらう病名ですけれど、
性ホルモン剤や外科手術などを使いますので、病気の一種なの。
体の病気でなく、精神の病気になっています。
頭がおかしくなったせいで、
自分の本当の性別は、体の性別と違う、と言い、
本当の性別のように、社会的に成り済まそうとします。
ようするに、体の性別が嫌(いや)なので、
もう一方の性別の振りをして、
そっちのほうへ、知らん顔をして、付いて行ってしまうの。
症状がひどくなると、体は男なのに、スカートをはいて、
わたしは女ですって顔をして、女風呂に入ってしまいます。
ちんちんが付いているので、バレますけれど、
御本人は、自分の本当の性別は女だから、
女風呂に入るのは正当であると、あくまで言い張ります。
仕方ないので、第二次世界大戦の前後ぐらいの時代に、
お医者さんのほうが、
エストロゲン製剤を使うと、皮下脂肪がつくから、
顔が女みたいに見えるようになると、提案しました。
エストロゲン製剤って、女性ホルモンですけれど、
第二次世界大戦の初めぐらいに、商品として実用化されました。
その上で、性分化疾患の人の受ける外科手術を受ければ、
ちんちんと、きんたまを切り取って、
人工の膣を作ることができる、と教えてあげました。
抗生物質が第二次世界大戦の直前ぐらいに、
お薬として使われるようになっていました。
外科手術をしても、あまり化膿しなくなりました。
戦争によって、怪我(けが)をした人のための、
外科手術の技術が発達しましたので、
生まれつきの性分化疾患の人のための外科手術が、
安全にできるようになっていました。
それと似たような手術を、頭がおかしくなったせいで、
体が男なのに、自分は女だと言い張る人のために、
使ってみることができました。
性分化疾患って、昔の半陰陽ね。
内分泌の病気や、遺伝子の機械的な間違いなどのせいで、
大昔から、性器を見ただけでは、
性別がわからなかったり、間違えたりするほどの、
性器の奇形の人が、一定の割合で、生まれてきました。
体の病気が根本原因であると、わかっていますけれど、
精神的に悩みますし、社会的に虐(いじ)められました。
でも、抗生物質のない時代には、
気のきいた手術ができませんでした。
昔の半陰陽の人たちが、今のGID(性同一性障害)の人たちと、
同じ仲間意識を持つことは、1975年ぐらいよりも前には、
まず、ありませんでした。
体の病気と、精神の病気とは、
気持ちだけでなく、生活の実態も、はっきりと違っていました。
性分化疾患とGIDとが、似たような気持ちであった、と言うのは、
はっきりと嘘です。
お医者さんのほうが、頭のおかしい人のために、
性分化疾患の手術によく似た手術を、
GID(性同一性障害)の人たちに、提案しました。
そうでないと、
変(へん)になった頭は、そう簡単に治らなかったの。
体の性別が正常なのに、本当の性別は違うと言い、
性転換をしたいので、
性ホルモン剤と外科手術による治療を受けたい、と望む人たちは、
今も、精神の病気のほうに分類されて、
GID(性同一性障害)と名付けられていますけれど、
昔は、精神科を受診するGIDの人って、いませんでした。
当たり前ですけれど、
手術をしてくれそうな診療科を、受診しました。
自分の頭が変(へん)であるとは、思っていませんでした。
だいたい、今も昔も、病気の大筋(おおすじ)は同じですけれど、
性転換っていうのが、わりと簡単に、安全にできる、とわかると、
もっと、症状の軽い人まで、
性転換をしたい、と言い出すようになりました。
こんなもん、うんと症状が軽くなれば、
病気でなく、健常になってしまうのは、
他のすべての病気と、同じです。
GID(性同一性障害)も、だんだんと症状の軽い人が、
性転換を望む時代になってきました。
性転換と言っても、
望みの性別の生殖機能を、作れるのでありません。
すでにある健常な生殖機能を破壊して、
顔や体の見てくれを、
性ホルモン剤や外科手術などによって、変形させるだけなの。
だから、作るのは見てくれだけで、
生殖機能や、体を調節する生理機能などの、
肝心な機能は、壊すだけです。
自傷なの。
でも、頭がおかくしなって、変(へん)なことをするのに、
頭のほうを、治療できないとなれば、
男が、女風呂に入っても、問題を起こさないように、
見掛けだけでも、変形させないと、仕方ないでしょう?
おかしくなった精神を、元の通りに治すって、難しいの。
重症の人は、生まれたときから、おかしいのかも知れません。
こんなことを言うと、怒られるので、
頭がおかしくなっているってことには、できるだけ触れずに、
希望を持って、生きて行けるように、心を慰撫してあげます。
でも、ほんとは、GID(性同一性障害)の約半分の人は、
自然に治るの。
それほど重症でないのに、文化的流行に乗って、
性転換をしてしまったのかも知れませんけれど、
一時的に、おかしくなっていただけの人や、
性に関する発達が、晩生(おくて)の人だったのかも知れません。
うまく一時凌(しの)ぎができれば、
性転換をする必要がなかったと思いますけれど、
今のところ、性転換が、最も有効な一時凌ぎなの。
性転換を望まずに、
自分の心の性別は、体の性別と違う、と言っているだけでしたら、
心のことなんか、人それぞれの勝手ですから、
心の中を、みんなに打ち明ける文化運動って、
それはそれで、文化や社会の問題であったとしても、
医学的には、あまり問題になりません。
病気でないってことです。
それでしたら、
LGBTと言われるレズやゲイやバイやトランスジェンダーの運動は、
どうでも良い気楽な趣味趣向にすぎないのかって言うと、
必ずしも、そうではありません。
家族制度と、生殖の問題があるからです。
子供を育てるには、家庭っていう特別な社会が必要でしょう?
家族が、すべての人間社会の発生源ですから、
こいつを、そう簡単に否定するわけに行きません。
生殖のためです。
つまり、生殖って性交渉だけでなく、育児を含んでいますから、
育児のためね。
性交渉なんか、夫婦や家族でなくても、
どこで行なおうと、人の勝手ですけれど、
育児は、母と子だけであっても、家庭が必要とされています。
子宮と家庭って、似たようなものなの。
家族は、生殖のために、特別に保護されて、
夫婦に、社会的な特権が与えられています。
社会の故郷(ふるさと)ですから、当たり前かも知れません。
生殖をしない夫婦にも、
特権を与える必要があるのかって言い出すと、
子供の産めない夫婦には、残酷です。
それでなくても、生殖しない女性は、
虫けら同然に扱われているのに。
生殖をしなくても、夫婦の特権が与えられるのなら、
同性婚も認めろ、ってことになります。
こうなると、社会制度の根幹にかかわりますから、
同性愛の問題って、
健常な趣味って言うほどには、悠長でありません。
そういう文化や社会の問題と、
GID(性同一性障害)の性転換っていう医学的な問題とを、
一般の人は、混同してはいけません。
GIDの精神の病気って、
だいたいは、心療内科の患者さんと、同じようなものですから、
GIDと診断された後でも、認知障害の進行が確認されましたら、
統合失調症と診断されます。
gender identity ってのを、実行しようとするのは、
気持ちがあさってになっている証拠のように聞こえるの。
心の性別や、脳の性別や、性自認や、性同一性ってやつ。
悪さをしなければ、診断名を告知されないと思いますけれど、
GIDであっても、抗精神病薬の使用は、十分にあり得ます。
最近は、統合失調症でなくても、
抗精神病薬を、ありきたりに使いますから、
統合失調症や躁鬱病のような、昔の狭い意味での精神病と、
他の精神疾患との境目が、曖昧(あいまい)になって来ています。
GIDは精神病でないと、目くじらを立てる必要は、
必ずしもありません。
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