フキノトウ 386 自己受容体

フキノトウ。
蕗(ふき)って、北海道の大きな蕗を思い出します。
高さ2メートル、直径1.5メートルって感じ。
倍数体かしら。
 
人間が、すっぽりと隠れることができますけれど、
葉っぱが大きくなるのは、夏ですから、
蚊(か)の住処(すみか)でした。
 
 
 
昨夜、帰宅して、体がヘトヘトですけれど、
へべれけになった翌日の、二日酔いを思い出しました。
 
お酒って、健常な人でも、気持ちがよくなりますけれど、
何度も、痛い目に遭(あ)うことは、ありません。
二日酔いが残っているのに、迎え酒なんて、
健常な人には、考えられません。
しばらくは、お酒の顔も、見たくないのが、普通です。
 
二日酔いにならない程度に、ちょっとずつ、毎日飲んで、
だんだんと、アル中になりますけれど、
これって、自分で自分を訓練しているのかしら。
わざと、精神の病気になるように、世を捨てるみたい。
 
三笠のなんとかさんは、6回目の入院から、帰宅したのかしら。
皇室も、大変です。
 
お薬のせいで、心臓の止まった元大臣さんも、いらっしゃいました。
お父さんも、首を吊りましたので、素質が遺伝しているって、
御本人は用心していましたけれど、だめでした。
総理大臣になれると、期待していたのに…
 
ローマのG7の記者会見を、
マスコミは、酔っ払いの恥さらしと、こき下ろしていましたけれど、
お薬のせいなの。
マスコミの人には、お薬の作用と、お酒の作用との、区別がつきません。
たぶん、統合失調症の症状と、お薬の副作用も、識別できません。
 
それどころか、統合失調症の症状と、健常な人の発言や行動とを、
見分けられなかったり…
GID(性同一性障害)の精神症状と、
欧米の、同性愛差別を撤廃する文化運動との、違いもね。
 
そんな人が、性転換を美化するって、それなりに危険ですけれど、
GIDの御本人や、統合失調症の御本人にも、
病識がないって、ごく普通なの。
 
統合失調症は、100人に1人の、ありふれた病気ですから、
御本人に病識がなくても、周囲の人には病気とわかる状態を、
一般の人が知らないって、不思議と言えば、不思議です。
知らない人が、性転換の報道をすれば、
日本の、性転換の運動みたいなことになります。
 
何度も再発して、入退院を繰り返す統合失調症の人には、
自分だけの、独自の生き方を、絶対に譲らない人が、少なくありません。
頑固です。
精神症状が頑固なのでなく、
たとえば、美しく生きなければいけないとか、
自分の心に、けっして嘘をつかないとかっていう自由な信条を、
絶対に取り下げないの。
 
もしかしたら、何か具体的なことを、確信して、
美や、自分や、心や、嘘などと、表現しているのかも知れません。
嫌(いや)な想い出を、絶対に忘れないと、心に誓った人が、
精神の病気の人には、少なくありません。
 
白人に、虐(いじ)められた経験とかね。
「ブラック・イズ・ビューティフル」と言って、
死んで行った黒人のお友達もいます。
アメリカの同性愛の運動って、
黒人の公民権運動の、真似(まね)をしました。
 
     健常な人は、抗精神病薬を、飲みたいと思わないはずなの。
     気持ちが億劫(おっくう)になり、動作が重くなります。
     抗うつ剤のほうは、浮き浮きしてくるので、
     飲み続けて、精神障害になる人も、たくさん、いるかもね。
 
     覚醒剤は、戦時中に、
     中学校の購買部で、売られていたそうです。
     試験勉強のときに、使うの。
     飲めば、あとがしんどいので、
     自分から中毒になる人がいるとは、予期しなかったと、
     当時の人たちは言います。
 
     お酒だって、あとがしんどいのに、
     アル中になる人が、たくさんいますから、
     シンナーやベンジンだけでなく、
     ガソリンや灯油も、行けるかも知れません。
 
     薬物を使うのも、動作や行動や言葉などを使うのも、
     刺青や焼き印やお灸のような、自傷や手術などを使うのも、
     衣服や食べ物などに、うっとりとするのも、同じことですが…
 
     河豚(ふぐ)なんか、毒がないと、意味がないもんね。
     脳味噌の化学物質や電磁波を、いじくりたい人は、
     何でも、試してみるかも知れませんけれど、
     生物の生活や、人間の文化って、それですから、
     あたりまえと言えば、あたりまえです。
      
     健常な人は、たぶん、わかっていることから、先に試します。
     一生かかっても、みんなが知っている生活や文化のうちの、
     ほんの一部しか、賞味できません。
 
     精神の病気の人って、自分の心の中だけのことを、
     最後まで信じたいみたい。
     わたしは、自分の心なんか、どうでもいいって感じで、
     放ったらかしに、しているのに…
     
     抗不安剤や覚醒剤などは、すぐに効きますので、
     健常な人でも、簡単に効き目を、試すことができます。
 
     抗精神病薬や、抗うつ薬は、
     一週間ぐらい、効き目を現さないので、
     試しに飲んでみた感じが、
     お薬の効き目を、どれぐらい反映しているのか、
     よくわかりません。
     それでも、お薬が作用している感じは、自覚できます。
 
     じわじわと、効いてくるのは、
     なかなか、取り返しがつきませんから、危険です。
 
ドーパミンや、セロトニンや、ノルアドレナリンなどは、
シナプスの後ろ側の、受け取り手の神経細胞の、
樹状突起の先端に、受容体があるだけでなく、
シナプスの前側の、送り手の神経細胞の、
軸索の尻尾にも、自己受容体ってのがあります。
 
自己受容体は、シナプスの受け取り手にもあるそうですけれど、
軸索や樹状突起の先端に、受容体があったとしても、
他から受け取ったのか、自分で回収したのかを、
識別できるはずがありません。
 
いちおう、どれだけ、神経伝達物質が放出されて、
どれだけ、受容したかってのを、測っている、と言われています。
フィードバックしているの。
 
たとえば、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は、
シナプスの前側の、神経細胞の軸索の尻尾の、
トランスポーターと言われるセロトニンの再取り込み口を、
塞いでしまうので、
シナプスの間の、セロトニン分子が、回収されなくなります。
 
シナプスの間に、セロトニン分子が充満するので、
シナプスの後ろ側の、神経細胞の樹状突起の先っちょの、
セロトニンの受容体に、
たくさんのセロトニン分子が、捕捉されるようになります。
そうすれば、セロトニンの伝達量が、増えるはずです。
 
でも、シナプスの前側の、神経細胞の軸索の尻尾や、
シナプスの後ろ側の、神経細胞の樹状突起の先っちょに、
セロトニンの自己受容体ってのがあって、
シナプスの間の、セロトニン分子の数が増えると、
自己受容体に捕捉されるセロトニン分子の数も増えて、
セロトニンの放出量や受容量を、減らそうとします。
 
ドーパミンやノルアドレナリンでも、行なわれていますけれど、
自己受容体が、シナプスの間の、セロトニン分子の、量の変化を、
測っているの。
セロトニンの伝達量を、一定量に、維持するために、
フィードバックしています。
 
これでは、せっかく、抗うつ薬を飲んで、
セロトニンの再取り込みを、遮断したのに、
セロトニンの伝達量を増やす効果が、なくなってしまいます。
 
一週間ぐらいは、お薬が効きません。
人によっては、一ヶ月ぐらい。
しつこく、お薬を飲み続けて、セロトニンを増やすように、
わざわざ、訓練しなければ、効果が現れません。
 
長期間、シナプスの間に、セロトニンが増えたままになると、
たとえば、だんだんと、自己受容体の数が、少なくなり、
あるいは、自己受容体の感度が、小さくなります。
 
シナプスの間に、セロトニン分子が、一杯なのに、
少ししかないかのように、少な目に測りますので、
もっと、たくさんのセロトニンを、伝達するように、
セロトニンの放出量や受容量を、増やそうとして、
ようやく、抗うつ薬の効き目が、現れて来ます。
 
     恒常性を維持する仕組みの一つかも、知れませんけれど、
     シナプスの、神経伝達物質の伝達量を、一定に維持するって、
     血糖値を一定に維持するのに似て、
     大きすぎる量や、小さすぎる量が、長期間続くと、
     脳や体の機能に、弊害が大きいってことなの。
 
     糖尿病では、お薬によっても、健常な人ほどには、
     血糖値を、きめ細かく一定に維持できませんので、
     合併症を、なかなか避けられません。
 
     食べたり、食べなかったり、
     運動をしたり、しなかったりすると、
     どうしても、血糖値が変化しますけれど、
     できるだけ、短時間のうちに、
     一定の範囲内に、収めてしまうのが、いいの。
 
     でも、暴飲暴食をしたのでは、
     いっぺんに、血糖値が跳ね上がってしまいます。
     一生懸命、インシュリンを出して、
     短時間のうちに、無理矢理、一定値まで、下げようとします。
     
     運動不足も、血糖を消費しませんから、
     長時間、血糖値の下がらない要因になります。
     これも仕方がありませんから、インシュリンを出して、
     無理矢理に、血糖値を下げてしまいます。
 
     長時間、血糖の高い状態が続くと、
     糖尿病の合併症と、同じ症状が出てくるからなの。
     できるだけ、短時間のうちに、一定範囲内に下げるように、
     インシュリンを出します。
 
     暴飲暴食や、運動不足の人では、
     無理矢理に血糖値を下げる仕組みが、
     使いすぎから、疲弊してしまいます。
     また、疲弊しやすい遺伝的な素質ってのも、
     生まれつきに、あるみたい。
 
セロトニンやドーパミンを、一定値に調節できなくなるのが、
機能の疲弊によるとするなら、
生まれつきの素質のほかに、
一生懸命、鞭(むち)を入れて、精神的に頑張った人は、
精神の病気に、なり易いのかも、知れません。
生活習慣ね。
不規則で不摂生な生活を、好んだだけかも、知れませんが。
 
お酒を飲むと、気持ちが良くなり、
足元が、雲の上のように、ふわふわしますけれど、
同じぐらいに、酔っているはずでも、
健常な人は、なかなか、自制力を失ないません。
精神の病気の人は、少ししか酔っていないはずなのに、
すぐに自制力を失ってしまいます。
     
酔いかたの違いって、お薬の効き方の違いに、
似ているかも知れません。
健常な人が、抗うつ剤や抗精神病薬を飲むと、
それなりに、精神に作用するお薬であると、わかります。
 
お酒に酔って、体がふわふわしても、自制力を失わずに、
ちゃんと、車の運転を、自粛できるように、
健常な人が、精神に作用するお薬を飲んでも、
すぐには、お薬の影響を蒙(こうむ)りません。
 
普段通りに、規則正しく暮らそうとします。
お酒やお薬の入ったことを、斟酌(しんしゃく)して、
用心深く、行動を見積もったり、こまめに修正したりします。
これって、早急にインシュリンを分泌して、
無理矢理に、血糖値を一定範囲に、短時間に抑え込む能力と同じです。
 
精神の病気の人って、それができなくなりますので、
まともに酔っ払って、羽目をはずして、車を運転してしまったり、
性別が違うと言い出して、性転換をしてしまったりします。     
 
調節能力が疲弊してしまったのは、
生まれつきに、疲弊しやすい素質が、遺伝しているのかも知れませんが、
無理をして、頑張ったからかも知れません。
ひょっとしたら、不規則で不摂生な、生活習慣のせいかもね。
 
天才って、そういう人が、少なくありませんけれど、
犯罪者や精神障害者や、社会の底辺の人たちも、そうなの。
 
     健常な人が、抗うつ薬や抗精神病薬を飲んでも、
     少しぐらいでは、行動が、強制的に変えられてしまうことは、
     ありません。
 
     意識的に調節していますけれど、
     その自覚ってのが、シナプスの自己受容体の機能に、
     一致しています。
     フィードバックの機能ね。
 
     精神の病気の人が、SSRIを飲むと、
     良い効果が現れるまでの、二週間ぐらいの間に、
     吐き気やイライラや不安、焦燥、不眠などの、
     副作用の出ることがあります。
     ジタリネス症候群と言いますけれど。
 
     これが出ると、抗うつ薬を使わないほうがいいのですけれど、
     SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)だけでなく、
     SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)や、
     三環系抗うつ薬でも、出てくることがあります。
     GID(性同一性障害)では、SRS(性転換手術)の希望も、
     ひょっとしたら、抗うつ薬の副作用かも知れません。
     
     自己受容体が機能するせいで、
     飲んでいるのに、その作用が帳消しになってしまうお薬って、
     わざと、そのお薬がなくては、調子が悪くなるように、
     習慣を付けようとするお薬なの。
     生活習慣を変える化学物質です。
 
     SRSも、長期的な生活を、変更してしまいますけれど、
     一時凌ぎのために仕方なくってのは、
     たぶん、性転換の理由であっては、ならないはずです。
     そんなことをすれば、長期的に、弊害が出るってことね。
 
            ※ また、続きを書きます
     

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

0コメント

  • 1000 / 1000